卵の生産現場から食卓までのつながりを学ぶ!体験型プログラムを実施しました
2026.09.24
食育 その他
環境 その他
こんにちは。キユーピー株式会社 研究開発本部の井門桐子です。
皆さんは、本物の鶏を間近で見たことはありますか?
毎日当たり前のように卵を食べていても、実際に生きている鶏に触れたり、その姿をじっくりと観察したりする機会はなかなかないのではないでしょうか。私は入社してからの2年間、お取引先の養鶏場で勉強させていただきました。そこで強く感じたのは、「養鶏場の皆さんが、いかに鶏を大事に、そして誇りをもって飼育していらっしゃるか」ということです。そして「ニワトリとヒヨコ」の可愛さにも日々癒されていました。しかし、その温かい現場の様子や生産者の方々の想いは、一般的にはあまり知られていないのが現状です。そこで今回、日頃共同研究でお世話になっている東京農工大学の「Unshelled」という鶏の飼育施設で、体験型のワークショップを得意とするLively合同会社といっしょに「卵の生産現場から食卓までのつながり」を学ぶイベントを開催しました。
大盛況!4歳から高校生までの親子が参加
イベントは、「Unshelled」が1周年を迎えたことを記念して開催。この施設では初の親子向けイベントです。Lively合同会社に主催していただき、東京農工大学の全面協力のもと、参加者の皆さんに鶏のさまざまな飼育方法を間近で見ていただく貴重な機会となりました。当日は、4歳から高校生まで、幅広い年代の子どもと保護者の方々が参加。実施後のアンケートでは、なんと回答者全員から「

飼育施設内での特別体験
当日は特別に、普段は入ることのできない鶏を飼育しているバックヤードに入り、鶏と間近に触れあうことができました。ケージ飼いや平飼いなど、鶏が普段どのように飼われているかをすぐ目の前で観察。初めて見る鶏の迫力や、鶏が放牧場と行き来して動き回る様子に、子どもたちの目は釘付けでした。また、生みたての卵に触れることもできました。大人向けには、私たちの食卓に卵が届くまでの「裏側」を詳しく解説しました。
日本で生卵が食べられる理由「徹底された衛生管理」

大人向けセッションは講義 卵の裏側と「ワンウェルフェア」
実は、卵を生で食べる習慣がある国は世界でも珍しく、ほぼ日本だけと言われています。その理由は、農場から食卓までの徹底した衛生管理にあります。卵は出荷後、洗浄や乾燥を経て、汚れ・ひび割れの検査、紫外線殺菌など、幾重もの厳しいチェックをクリアした上で、非常に安全な状態で食卓へと届けられています。
鶏の飼い方とこれからの選択
鶏の飼い方には、一般的な「ケージ飼い」と、
そして、どの飼い方であっても、生産者が創意工夫を重ね、

子ども向けセッションは未来のパッケージ作りとクッキーの食べ比べ
子どもたちには、シールやペン、クレヨンを使って「未来の卵のパッケージ」を自由にデザインしてもらいました。子どもならではの豊かな発想で、カラフルで夢のあるパッケージがたくさん誕生しました。さらに「ケージ飼いの卵」と「平飼いの卵」を使ったクッキーの食べ比べを実施。実際に目で見て、味わってみるという五感を使った体験を通して、卵への親しみを深めてもらいました。

未来の食卓へ向けて
現在、日本の養鶏業界は飼料や光熱費の高騰、鳥インフルエンザの猛威、そして深刻な後継者不足など、多くの課題に直面しています。鶏が、そして卵が大好きな一人の人間として、まずはこの現状を多くの人に知っていただき、一緒に考えてもらう輪を広げていきたいと強く願っています。
今日のお買い物の際、スーパーの卵売り場でぜひ親子で会話をしてみてください。
「今日は、どの卵にする?」






