「MOTTAINAI」を形に。食材をおいしく生まれ変わらせる、私の小さな挑戦

2026.08.28

食育 その他

資源の有効活用

こんにちは。キユーピー醸造株式会社 開発グループの大浦綾乃です。

私は、キユーピー マヨネーズの原料であるお酢を造る会社で、お酢の活用拡大に向けた技術開発をしています。

日常から一歩踏み出し、新しい視点を

日々の習慣化された生活に心地よさを感じつつも、「成長や変化が少ないな、もっと視野を広げたいな」と感じていたことから、私にとっての小さな挑戦として、「あすまるさんキッチン」のボランティアに参加することにしました。「もったいないをおいしいに変える」をテーマに、未利用の食材を有効活用する取り組みです。

日本の「もったいない」という言葉は、ワンガリ・マータイさんが環境を守る共通言語「MOTTAINAI」として広めたことでも知られています。あすまるさんキッチンの活動に参加していると、私自身、自然と「その精神」に通じるものを感じました。

食材の「個性」と丁寧に向き合う瓶詰め作業

今回は、未利用食材で作ったお惣菜を瓶に詰めていく作業を体験しました。(出来上がった商品は、8/23の「あすマルシェ」で販売されました)

完成までの大まかな流れは、瓶とフタを煮沸消毒し、具材を詰めてフタをし、再加熱して中の空気を抜いて密閉する、という手順です。

ひと言で「お惣菜」と言っても、ピリ辛麻辣きゅうり、小松菜のピクルス(生姜醤油味)、スープの素・かぼちゃのポタージュ、赤い大根とかぶのみぞれ甘酢ダレなど、商品数の多さにとても驚きました。
規格外の食材がいかに多くあり、それらが加工次第で魅力的な商品になることを実感しました。

食材によって水分量がそれぞれ異なるため、具材の大きさや仕上がりの色合いに少しずつ違いが出ますが、それも「食品の個性=ダイバーシティ」です。瓶に詰める作業は、具材(固体)と漬け汁などの液体を手分けして、すべての瓶に同じ量ずつ詰めていきます。

一連の作業を通じて、そのままでは使われなかったはずの食材が、価値あるものに変わっていく様子を目の当たりにし、食品ロス削減への貢献を感じて、とても嬉しい気持ちになりました。

「思うこと」と「行動すること」の違い

今回のボランティアは私にとってささやかな挑戦でしたが、実際に行動して、食材たちをおいしく活かすことができたのは大切な一歩でした。

「もったいないな」と心で思うことと、実際に「行動すること」は大きく異なります。
これからは、もったいないと思ったときに、次のアクションへすっと動ける自分でありたいと強く感じました。

大きな一歩でなくても、小さな一歩の積み重ねが未来を変えます。今回の気づきを胸に、これからも私なりの「最初の一歩」を大切に踏み出していきたいと思います。

●あすまるさんキッチン
農家支援とフードロス削減をテーマに、規格外などで出荷できない食材を「日持ちのするおいしい食品」に加工して、食卓に届ける活動を行っています。
https://www.instagram.com/asumarusun/

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