福島県産の「お米」を食べて応援!

2019.12.09

社会 その他

こんにちは。 キユーピー株式会社 CSR部の大島紀子です。

東日本大震災及び原発事故の影響を受けた被災地では、復興に向けたさまざまな取り組みがされています。被災地で生産された農産物を積極的に食べることも、復興支援の一助となります。

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福島県産のお米を食べて応援しよう! ということで、キユーピーグループマッチングギフト制度「QPeace」の2019年度支援先である、「NPO法人0073(おおなみ)」さんから送っていただいた新米を、キユーピー本社のある渋谷オフィスの社員食堂で提供いたしました。

0073さんは、福島県の営農支援を目的に2017年10月に設立されたNPO法人です。代表の永井さんは、8年前に福島復興事業のため東京から赴任して大波地区に除染業務に入った際、地元の方からおにぎりを頂戴し、その味に衝撃を受けたそうです。この美味しいお米なら風評も払拭できると思い、2年前に会社を退職しNPOを設立されました。現在、丹精込めて小規模ながらおいしいお米を作り続けられる仕組みづくりに挑戦されています。

衝撃を受けたという大波地区のおいしいお米を、ぜひキユーピーグループの従業員にも食べてほしいということで、0073さんから新米の「こしひかり」が届きました。

社員食堂に新米が登場したのは11月27~29日の3日間。初日には福島市役所の方々もお見えになり、一緒にご飯を食べました。従業員からは「おいしい!」の言葉が飛び交い、たくさんの笑顔がこぼれました。

今回、支援団体である0073さんからの新米提供を通じて、従業員もいろいろと感じてくれました。
従業員の声を一部ご紹介します。

・お米がピカピカしていて、つやつや、ふっくら。大粒で食べごたえがあり、甘みもしっかりありました。目にもおいしく、食べる前から気分が上がりました。新米らしい、みずみずしいおいしさで、お米の香りが口の中で広がりました
・まさに顔の見える安全安心なお米だと思いました。ストーリーのある食材に出会えてうれしいです。
・何もかも奪い取った災害の後でさえ、力強く生まれるものがあるんだ! ということを実感を持って知ることができました。
・震災以降、自分も東北のお米や食材があれば買うようにしていましたが、今回このような形で0073さんと福島を応援する機会に出会え、よかったです。
・福島県には、お米の他にもおいしい食べ物がたくさんあると思います。これからは積極的に、福島のお米や、福島の農産物を食べて応援していきたいと思います!
・復興に取り組まれている地域の農産物を食べることも支援につながるのだと改めて気づかされました。
・QPeaceの支援が金銭面だけでなく、このような身近な形で支援につながることがとても嬉しいです。
・自分が支援している団体の取り組みや想いを知ることができ、実際に人との交流を感じることができました。

グループで支援している団体のことや、寄付金がどのような活動に役立っているのかを知り、支援団体を身近に感じてもらえる企画となりました。また、従業員が改めて被災地の復興応援、社会貢献ということに目を向けてくれるよい機会となりました。

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