QPeace支援団体による活動報告会を仙川キユーポートで実施

2019.04.17

社会 その他

こんにちは。 キユーピー株式会社 CSR部の大島です。

キユーピーグループは、従業員が社会課題の解決に取り組む団体に寄付を行うことを支援する活動として、マッチングギフト制度「QPeace(キユーピース)」を2008年度より導入し、今年で12年目を迎えます。寄付先の団体は、従業員からの推薦を受け、従業員有志による選定委員会で決定しています。現在、グループ25社、615名の従業員が参加し「子ども」「環境」「食」を活動のテーマとする15の社会・環境団体へ寄付を行っています。

先週4月8日には、2018年度支援団体の「かものはしプロジェクト」さんによる活動報告会を、仙川キユーポート(東京都調布市)で実施いたしました。

かものはしプロジェクトさんは、強制的に子どもが売られてしまう問題を防止する活動を、持続的かつ発展的に行い、世界の子どもたちが未来への希望を持って生きられるよう活動されている団体です。

ご講演いただいたのは、かものはしプロジェクト共同代表の村田早耶香様。村田様は大学時代に子どもが売られている実態を知り、衝撃を受け、この問題をなんとか解決したいと二十歳の時に仲間と団体を立ち上げました。以来、「子どもが売られない世界をつくりたい」という想いに向き合い続け、カンボジアに続き今はインドでの活動に注力されています。その取り組みが評価され、日経WOMAN ウーマン・オブ・ザ・イヤーで2006年には「リーダーシップ部門」を史上最年少で、2019年には「世界の子供を守る賞」を受賞されています。

かものはしプロジェクト共同代表の村田早耶香様

講演会の様子:真剣に聞き入る従業員

村田様からは、最初にご自身の経験と想いに触れながら団体を立ち上げた経緯をお話いただきました。そして、現地の写真や動画などで実際に起きている問題を伝えていただき、それに対してどのような取り組みをしているのか、「QPeace」での寄付金はどのような活動に役立っているのかをお話いただきました。

「QPeace」の加入有無に関わらず、63名のグループ従業員が参加し、村田様のお話に衝撃を受け、普段意識していない社会課題にも目を向けるきっかけになったようです。

参加者の声

・インドでの被害、支援の内容を実態をもとに知ることができ、改めて支援しつづけることの大切さを感じた

・活動されている成果が出て、改善もされ、活動の意義を感じた

・活動内容がよくわかり、自分たちの支援が少しでも役に立っていることがわかり嬉しく思った

・世界で起こっていることを知らなかったので、知ることができた貴重な機会だった

・実際に被害にあった方のその後についてもっと知りたい

・深く考えさせられた

村田様が若くして団体を立ち上げた行動力、そして問題を解決したいとこれまで活動されている強い想いと意思に圧倒されました。

今回の活動報告会や、「QPeace」というマッチングギフト制度を通じて、従業員が社会課題に目を向け、社会課題を意識し、「QPeace」での支援に限らず何か課題解決に向け行動を起こす後押しになればと思っています。

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