中学校の図書室から広がる温かい輪。子どもたちのサードプレイス「FAIR ROAD」を訪ねて

2026.07.15

社会 その他

こんにちは。キユーピータマゴ株式会社 営業本部の西麻美です。
私は普段、関西キユーポート(兵庫県伊丹市)で、タマゴ商品の受注業務を担当しています。

キユーピーグループには、社会課題の解決に取り組む団体を応援したいという従業員の寄付に、会社が同額を上乗せして届ける「QPeace(キユーピース)」というマッチングギフト制度があります。

私はこの活動に賛同し、発足当初から寄付を続けてきました。そして今年は、職場のメンバーから誘われたことをきっかけに一歩踏み込み、支援先を検討する「選定委員」として携わっています。

今回は、活動の一環として参加した支援団体「FAIR ROAD(フェアロード)」様の活動報告会と、子どもたちが集う「サードプレイス(第3の居場所)」を実際に訪問した際の様子をお届けします。

左/キユーピーグループのメンバーに向けてお話しされる「FAIR ROAD」のお二人(左側)。右/熱意あふれるお話に、全国の従業員から大きな拍手が送られました。

見逃されがちな、子どもたちの現状に気づくきっかけ

活動報告会では、18歳以上になると公的な補助対象から外れ、孤立してしまう若者たちの厳しい現状が語られました。学校だけでは手が届かない隙間を、地域全体で支えようとする皆さんの熱い行動力に、私も深く感銘を受けました。

参加したメンバーからも、
「高校生を過ぎた世代への支援の手薄さに、初めて気づかされた」
「安心して過ごせる居場所を通じて、子どもたちが受動的から能動的に変わっていく姿に胸が熱くなった」
といった声が数多く寄せられ、見逃されがちな社会課題へ目を向ける貴重な時間となりました。

笑顔が弾ける、心地よい空間

活動報告会のあと、実際に中学校の図書室で開催されているサードプレイスを訪問しました。

そこは在校生だけでなく卒業生も毎週木曜日に集まれる場で、室内にはラグやビーズクッションが敷かれ、誰もがくつろげる優しい工夫があふれていました。

私は中学生の輪に入り、カードゲームを一緒に体験しました。ゲームを通じて見せてくれた子どもたちの弾けるような笑顔と楽しそうな姿に触れ、私自身も「また来たくなる心地よい場所だな」と心から感じました。それと同時に、こうした温かい活動がこれからもずっと続いてほしいと願わずにはいられませんでした。

「地域でよりそう」皆さんと学校の先生方がしっかりと連携し、一人ひとりの子どもたちと優しくつながる姿を拝見し、家庭や学校以外で安心して過ごせるサードプレイスは、私たちの社会を支えてくれている、本当に大切な場所なのだと実感しました。

安心して落ち着ける工夫が、部屋のあちこちに詰まっていました。中学生に遊び方を教わりながら、かけがえのない時間を過ごしました。

小さな想いを集めて、大きな力に

一人ひとりができることは、ほんのわずかかもしれません。
それでも、私たちの小さな想いを集めていけば、未来を担う子どもたちの笑顔や安心という、誰かの明日を支える大きな力へと変わっていくはずです。

この大切な活動を通じて学んだ優しさのバトンを、まずは私の身近なところから、そっとつないでいけたらと思っています。子どもたちのたくさんの笑顔のために、私にできることをこれからも大切に積み重ねていきます。

●キユーピーグループ マッチングギフト制度「QPeace」
https://www.kewpie.com/sustainability/dietary-lifestyle/social/

●FAIR ROAD
「一人ひとりの価値・平等な機会・選択の自由が尊重される、公平(FAIR)で孤立しない社会を目指す。」をビジョンとして、「校内居場所」「地域居場所」作りを行っています。
https://fairroad.org/

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