卵の殻がつなぐサステナブルな米作り。あらい農産での田植え体験レポ!
2026.07.24
資源の有効活用
食育 その他
こんにちは。キユーピー株式会社 研究開発本部の倉田幸治です。
普段は、グループの主要原料である卵、野菜、フルーツなどの未利用部分(卵の殻やキャベツの芯など)をアップサイクルするための研究をしています。
キユーピーグループでは、マヨネーズなどの製造過程で毎日たくさんの卵の殻(卵殻)が発生します。私たちはこの卵殻を100%有効活用することを目指していますが、その中でもとってもユニークな取り組みが、あらい農産(埼玉県)との活動です。あらい農産では、キユーピーグループから発生した卵殻を稲作用の肥料として活用してくださっています。そして、その肥料で育ったお米はキユーピーグループの社員食堂(仙川、五霞)で提供されて、素敵な循環ができています。
そんなご縁のあるあらい農産で、6月21日に田植え体験会が開催されました。家族での参加もOKということで、私も子どもと一緒に参加してきました!当日はキユーピー以外にも取引先の方や近隣地域の方など、たくさん参加しました。みんなで田んぼに一列に並んで、いよいよ田植え開始です。

普段はなかなかできない経験で、田んぼの土のヌルっとした独特の感触を楽しみながら、泥だらけになって作業をがんばりました。一本一本自分の手で苗を植えることで、普段何気なく食べているお米を農家さんが一生懸命作ってくれていることを肌で感じることができました。子どもたちも「ご飯は残さず食べようね!」という気持ちになってくれたようです。とはいえ、広い田んぼをすべて手で植えるのは大変。そこで最後は最新式の田植え機を使って一気に植えていきました!GPSで制御されていて、まっすぐ植えられる優れものです。

田植えが終わった後は、お待ちかねのお昼ごはんです。あらい農産のお米を使ったカレーライスをみんなで食べました。とってもおいしくて、カレーライスを準備してくださったあらい農産とそのご親族の皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。

食後には、植えたばかりの田んぼに除草剤をまくための大型ドローンが登場しました。昔は何時間もかけて手作業で行っていたそうですが、最新技術を使うとあっという間に終わります。ここ最近の農業技術の進化には驚かされるばかりです。

最後に少しだけ研究のお話を。実は、卵殻を肥料として使うと、稲が暑さに強くなるというデータが東京農業大学との共同研究で得られています。猛暑が続く日本の夏でも、卵殻がお米を安定して育てる助けになるなんて、とても素敵な研究成果だと思いませんか?あらい農産で毎年おいしいお米が収穫できているのは、あらい農産のスタッフの皆さまの努力はもちろんですが、卵殻肥料の効果もあるのではないかと期待しています!
お天気にも恵まれ、田植え体験は、とても充実した一日になりました。
秋の収穫体験が今から楽しみです!
そして、あらい農産での卵殻肥料の利用が「持続可能な環境に配慮した取り組み」として評価され、あらい農産のお米を使っている仙川の社員食堂が、スマートミール認証(一般社団法人健康な食事・食環境コンソーシアム)において、「環境マーク」を取得することができました。
●あらい農産株式会社
https://www.arainousan.co.jp/
●一般社団法人健康な食事・食環境コンソーシアム
https://smartmeal.jp/cn10/pg1609.html






