うまいんじょ! 「阿波のペイザンヌサラダ」を知っとぉ?

2023.02.08

食育 その他

社会 その他

こんにちは。 キユーピー株式会社 中四国支店 四国営業所の加園凌大です。

皆さん、徳島県と聞いて何を思い浮かべますか?
阿波おどり、鳴門の渦潮、四国の右っかわ・・・
その通り、全部あたりです! 私も四国営業所(香川県高松市)へ異動が決まり、徳島県を担当することが決まってから真っ先にこのようなことを思い浮かべました。でもこれらは徳島県の魅力のほんの数パーセントにすぎないんですよ! 徳島県には素晴らしい景観や伝統芸能、そして恵まれた自然環境を活かした豊富な食材も有名なんですよ。青果では全国出荷量ベスト5位の商品が10品以上もあるんですって! これってすごいことですよね。そんな魅力あふれる、ここ徳島県からの取り組みをご紹介させていただきます。

とくとくサラダ 活動のはじまり

定義は「サラダを中心とした、徳島県民の食と健康を後押しする全ての食活動」で僭越ながら自分なりに考え、2022年から活動しています。私は徳島県に拠点をおく量販店を担当しており、量販店を通じて県民の方々と触れ合いの機会をいただいています。取り組みを深めていく中で、担当している企業や四国エリアが抱える「少子高齢化」や「過疎」といった課題に直面し、なんとか貢献していきたいと思いはじめたのが2022年でした。マヨネーズやドレッシングを扱う量販店の食品担当者だけでなく、野菜を扱う青果担当者や地元農家が協力して地産地消を推進する販売形態「すきとく市」の担当者と会話をし、進めてきました。具体的には野菜にドレッシングの小袋を添付し、より購買につなげられるような企画です。多くのお客様に手に取っていただき、例えばトマトであれば、ドレッシング添付有りと無しでは販売個数で2倍以上の差があり、非常に好評をいただきました。2023年は農家の方たちだけでなく「徳島県民全ての方をこの先もずっと元気にしたい! 」という想いから、徳島県庁にもお声がけしました。

阿波のペイザンヌサラダの完成

はじまりは1本の電話からでした。徳島県とキユーピーは直接的な取り組みが無く、最初は担当違いの部署の方に商談に行ってしまい、ご迷惑をおかけしてしまいました。その後、双方の想いが重なった部署に出会い、想いをぶつけましたところ、野菜のプロであるJA全農とくしまの方や徳島県産農産物の生産、流通、販売をトータルサポートするとくしまブランド推進機構の方たちをご紹介いただきました。その後、度重なる打合せや食材選定会を経て「阿波のペイザンヌサラダ」が完成しました。徳島県庁の皆さんのご協力もいただきながら、幅広い場所での展開に向けて、徳島県知事にご試食いただきました。

とくとくサラダメニュー開発の様子

徳島県庁を訪問

ペイザンヌサラダとは、田舎風サラダという意味でフランスで親しまれているサラダです。サラダに使われる食材を徳島県の特産物に置き換え、魅力ある食材をふんだんに盛り込んだご当地サラダです。(れんこん、にんじん、しいたけ、レタス、きゅうり、ブロッコリー、なると金時、すだち、阿波尾鶏と卵)

阿波のペイザンヌサラダの展開

この魅力ある取り組みを商業ベースにのせ、実際に徳島県民の健康へ貢献するスタート地点とし、阿波のペイザンヌサラダでの仕掛けを加速していきます。3月から5月にかけて量販店での青果売場や惣菜、社員食堂、ホテル、外食と幅広く展開できるように進めていきます。徳島県では今年度「県民健康栄養調査」を実施し、その結果を来年度とりまとめる予定だそうです。私たちの活動が、徳島県民の野菜摂取量向上の一助になれば、これほど嬉しいことはありません。

キユーピーが頑張れば(マヨネーズやドレッシングが売れれば)結果として、その分野菜を食べていただき、関わるひと皆が幸せになるという想いを持ってこれからを真摯に県民の方たちと向き合ってまいります。

★「阿波のペイザンヌサラダ」は徳島県公式ホームページでも紹介されています >>こちら

四国営業所のメンバー

とくとくサラダ~阿波のペイザンヌサラダ~

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