アヲハタで光学技術とAIを活用した異物混入装置が稼働

2019.05.27

社会 その他

こんにちは。 アヲハタ株式会社 経営本部 広報室の田中です。

アヲハタ(広島県竹原市)は、ジャム類・フルーツ加工品などの製造・販売を行っているキユーピーの連結会社です。

アヲハタでは、ジャム・フルーツスプレッドの製造工程において、原料の事前選別に加え、加熱などの加工を経た製造工程中においても容器に充填する前に人による目視検査を全量行っています。作業者の身体的負担、検出の精度の課題に加え、原料の種類の多さや果肉の形状により、ジャム・フルーツスプレッド分野においては、異物・夾雑物(原料となるフルーツのヘタ・葉・枝・種など)の検査工程の自動化は困難とされてきました。

そのような中、光学技術とAIを活用した異物検査装置を株式会社ニコン様と共同開発し、2019 年5 月から「アヲハタ 55ジャム」など主力商品の生産ラインにおいて稼働を開始しています。

この異物検査装置と、従来からの人の目による目視検査を併用することで、検出精度の向上と作業負担の軽減を両立しています。

【異物検査装置】検出された異物・夾雑物は、右の透明なBOX 内のロボットアームに装着されたバキューム装置で吸い出して除去します

検査装置と人による目視検査を併用

アヲハタは、創業以来「缶詰技術を応用し、素材の新鮮さ、風味を生かした安全、安心な食品づくり」に励んできました。今後も、原料の調達から製造・販売まで、あらゆる段階における商品の安全・安心に対する信頼性の向上に取り組んでまいります。

詳しくは先週のリリースをご覧ください。

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