第10回「地域の居場所づくりサミット」
交流会 ~話し合おう 食を通じた居場所のこと いまとこれから~

2022.06.23

キユーピーみらいたまご財団

こんにちは。 公益財団法人キユーピーみらいたまご財団 事務局の高田香代子です。

先週のブログでもご紹介しましたが、6月11日に「第10回地域の居場所づくりサミット」を開催しました。今回は、交流会でファシリテーターを務めた2022年度の選考準備委員の感想をご紹介します。

右側、村瀬さん

<広域営業本部の村瀬佳代さん>

交流会はオンラインでしたので、参加者と直接お会いできませんでしたが、前向きな皆さんのお話にはとても元気をいただきました。ひと口に「こども食堂」といっても市町村によって行政からの助成額や内容も異なり、どの団体も様々な悩みを抱えているため、このような場で情報共有し助言し合うことを通じて、仲間を集め周りを動かすことの重要性を感じました。今回で10回目の居場所づくりサミットでしたが、金銭面の支援だけでなく、改めて継続して話し合いの場や情報提供を行うことを検討していきます。子どもは地域の宝であり、食を通じて安心して過ごせる場所を作る支援を今後もしていきたいです。

左側、佐藤さん

<家庭用本部の佐藤佑子さんより>

交流会の中でこども食堂の実情として「困窮家庭ではないのに親がご飯を作りたくないから、こども食堂に行かせている事例もある」というお話しが出たとき、ある方の言葉に心を打たれました。
「私たちは来る人を選ばず受け入れることが大切。」「自分達が目指すこども食堂をすぐに実現することはできない。まずは来てくれる人を受け入れて、それに合わせて柔軟に姿を変えていくことが大切である。」
こども食堂のみならず、人が生きていく中にも応用できる心に留めておきたい貴重なお話しを聞くことができました。

居場所づくりに関わる皆さんのお話は社会状況を実感できるとともに、課題を知る貴重な機会です。参加された皆さんはそれぞれの取り組みに共感し、活動の糧にされているように感じました。改めて交流会の重要性を感じ、今後も大切にしていきたいと思いました。

★第10回「地域の居場所づくりサミット」の内容の一部は、当財団のホームページから動画でご覧になれます。

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