キユーピーみらいたまご財団2023年度助成証書授与式を開催しました

2023.05.08

キユーピーみらいたまご財団

こんにちは。 キユーピー株式会社 品質保証本部の石川幸枝です。

3月のブログで、キユーピーみらいたまご財団が、2023年度に支援する団体が決定したことを報告しました。4月14日(金)に助成団体への助成証書授与式をオンラインで開催しましたので紹介します。

私が選考準備委員として授与式に参加するのは3回目です。モニター越しではありますが、団体の活動や現状を顔を見ながら話を聞くことができるこの機会を、毎回とても楽しみにしています。
2023年度は、2020年度から助成している3年継続助成2団体も含め、150団体の助成となり、当日は121団体が参加されました。

第一部は、理事長の長南さんの挨拶からはじまり、助成証書授与式へと続きました。
授与式はキユーピー大阪支店(兵庫県)、キユーピー名古屋支店(愛知県)、ふくしまこども食堂ネットワーク(福島県)の3会場と中継でつなぎ開催。7団体に直接、助成証書を受け取っていただきました。皆さん、とてもにこやかな笑顔をされており、私もほっこりしました。

助成授与式の会場(左から、キユーピー大阪支店、キユーピー名古屋支店、ふくしまこども食堂ネットワーク)

第二部は、12グループに分かれて交流会を実施しました。グループディスカッションには、キユーピーグループの従業員が進行役として参加。私が進行を務めたグループは、理事長の長南さんも参加され、子ども食堂を運営されている団体の方や、複数の子ども食堂へのハブ拠点を担っている中間支援団体の皆さんと交流しました。
「子どもたちの健康を考えた食事を提供したい」「体は食べたものでできている。だからおいしいものを食べさせたい」「そのために畑で野菜を作ることをはじめて、子どもたちに畑作業を体験させるなど、食育活動にも力を入れている」このような会話が印象に残っています。

また現在、食品の寄付は長期保存できるレトルトなどが多いそうですが、コロナ禍で食品の配布にとどまっていた団体が、調理を再開しているようです。卵、肉、野菜、米などの生鮮食品がほしいという要望が増えているという話もありました。しかし生鮮食品を新鮮なまま子ども食堂に配布したり、保管することは難しく、今後の課題との意見もありました。その一方で、今回の助成で「保冷庫を購入します」という声もあり、未来を担う子どもたちのために活用されることをとてもうれしく思いました。

仙川キユーポート(東京都)会場と交流会の様子

他のグループも、評議員や理事の方々が参加され、悩みや課題についての共感やアドバイスがあったり、活発なディスカッションをしたり、とても有意義な時間となりました。

交流会を通じて、新型コロナ下で制限がある中でも、子どもたちのために日々ご苦労されながら創意工夫し、尽力されていることを改めて感じました。助成された団体の活動が、子どもたちの笑顔につながると信じていますし、微力ながら今後も応援したいと思います。

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