小学6年生へキャリア教育支援 「仕事を通じて、夢は叶う! 」

2021.12.24

社会 その他

こんにちは。 キユーピー株式会社 人事本部の三沼弘幸です。

私は普段、コーチングを軸とした1on1ミーティングの推進や社内でのコーチ開発、そして研修講師として人材育成の仕事をしています。

先日、渋谷区立笹塚小学校の『総合(キャリア教育)』の授業で、夢やビジョンを描くこと、生きがいや働きがいについて6年生へ話す機会をいただきました。

実はこのお話をいただいた時、私自身とても特別な想いを感じていました。私は小学生の時色々あって学校に行くのがとても嫌いな子どもでしたが、6年生の時、担任の鈴木先生に出逢うことで学校が好きになり、自分も小学校の先生になりたいと夢を描いていました。

大人になり就職を目の前にその夢を諦めてしまいましたが、キユーピーに入社して、充実した会社員生活を送っていました。しかし、あることで働く希望を失ってしまいキャリアに挫折した時、出逢ったのがコーチングであり「コーチ」という存在でした。

コーチングに出逢って子どもの頃の夢だった「先生になりたい」というビジョンを改めて想い出し、社内で先生の様な存在、つまり「研修講師」となり社員教育を通じて従業員に夢や希望を与える存在になる、というチャレンジを始めました。

現在、社内はもちろん社外でも研修講師になるという夢を実現し、充実した毎日を過ごさせていただいている最中、今回のお話をいただきました。しかも、当時の私と同じ小学校6年生へ、私自身がキャリアに躓き人生の目的を失った経験、そしてライフ・ワークとなるコーチングに出逢い、夢やビジョンを描いてチャレンジを続けることで、その夢を叶えた軌跡を伝えさせていただくという素晴らしい機会となりました。

私の話を真剣に聴いてくれた子ども達、そして先生たちからも「感動しました! 」と感謝のお言葉をたくさんいただきました。挫折から立ち直り、夢やビジョンを描いてチャレンジを続けてきた自分のキャリアが、未来ある子ども達のお役に立てて、とても光栄でした。

そして何より自分に生きる希望を与えてくれた鈴木先生へ、時を超え、形を変えて恩返しできたことが嬉しかったです。この様な素晴らしいチャンスを与えてくれた会社や従業員の皆さん、学校関係者の皆さん、本当にありがとうございました。

これからもコーチングを軸とした人材育成で、キユーピーグループはもちろん社会の役に立てたら嬉しいです。

自分の体験から、コミュニケーションの大切さやAIが発達していく時代に生き残る能力などをお話ししました。

講義の後はパネルディスカッション。「働いていて嬉しかったことは?」「働く上で一番大切にしていることは?」「働くことは○○! 」などクラス毎の様々なお題に対してそれぞれ発表し、とても盛り上がりました。

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