11月11日は介護の日。介護経験者×猫舌堂×キユーピーやさしい献立「介護おしゃべり会」が実現!

2022.11.11

食育 その他

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こんにちは。 キユーピー株式会社 広報・グループコミュニケーション室の室塚聡子です。

皆さん、スプーンやフォークなどのオリジナル商品を販売する「猫舌堂」さんをご存じですか?「生きることは食べること」をコンセプトにオリジナルのカトラリーを販売され、さらに、病気などで食べることにお悩みを持つ方に「食べる喜びを感じるきっかけ」を提供するつながりの場づくりにも取り組んでいらっしゃいます。

キユーピーは、日常の食事から介護食まで幅広く使える食べやすさに配慮した食品「やさしい献立」を展開しています。そんな共通点から今回ご縁があり、11月11日の介護の日に向けて、在宅介護経験者とやさしい献立開発者による「おしゃべり会」が実現しました! 猫舌堂 牧野千代さんが聞き手となり、おじいさまの介護に加えご自身も舌がん経験のある小堤麻規子さん、通称「オズさん」と、やさしい献立開発担当のキユーピー研究開発本部 原進さん、武藤彩乃さんが、笑いあり涙ありのトークを繰り広げました!

15年前、オズさんは祖父母、両親、妹の6人暮らし。やわらかい食事しか食べられないおじいさまと認知症のおばあさまを家族4人で介護されていました。当時を振り返り、「家族で分担していても、常に全員がいっぱいいっぱいでした」とオズさん。そんな中、偶然インターネットで見つけたのが『やさしい献立』。妹さんと「助かるー! 神だ! 」と、お試しする余裕もなく早速注文。段ボールで大量に届いたのを覚えていらっしゃるそう。対談では、おじいさまとのエピソードをお話しながら、当時を思い出されて言葉が詰まる場面もありました。
キユーピーのメンバーからは「『レトルトなんか』と思われない商品をどうすれば提供できるか」と、介護食の開発に向き合う想いやこだわりについてお話ししました。「オズさんの介護食作りをヒントに『すき焼き七変化』みたいなアレンジメニューもできそう! 」とアイデアが飛び交う一幕もあり、大いに盛り上がりました!

左から、オズさん、原さん、武藤さん

猫舌堂さんのサイトでは介護の日アンケートキャンペーンとして、介護エピソードを募集しています。ご応募いただいた方から抽選で5名様に、猫舌堂さんのイイサジースプーンとキユーピーのやさしい献立詰め合わせをセットでプレゼントします。ぜひご応募ください! (11月30日締切

~オズさんとおじいさまの「やさしい献立」エピソード~

当時2階の自室で昼ごはんを食べていたおじいさまに、オズさんが初めてやさしい献立「すき焼き」を出した日のこと。食事が終わると、おじいさまがわざわざ2階から降りてきて「おいしかったよ」と言ってくれたそう。「それまでそんなことはなかったので、本当にびっくりしました」とオズさん。メンバー一同、「そんな言葉をかけてもらえたら、準備した側もうれしいですよね! 」と、心が温まる瞬間でした。

オズさんと、猫舌堂さん・キユーピーのメンバー(撮影時のみマスクをはずしています)

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