キユーピー ドレッシングに再生プラスチックを初めて採用

2020.03.13

お知らせ

資源の有効活用

こんにちは。キユーピー株式会社 研究開発本部 容器包装研究部の長野学です。

近年、プラスチックが海に大量に流入する海洋プラスチック問題をはじめ、自然環境や私たちの生活に大きな影響を与えていることが世界で頻繁にクローズアップされています。キユーピーグループも、商品の容器包装などにプラスチックを使用していることから問題意識を持っています。

再生プラスチックが採用された商品

キユーピーグループはこれまでも、容器包装の軽量・簡素化でプラスチック量を削減するなど、環境に配慮した容器包装開発を行ってきました。今回、環境負荷をより小さくするため、使用済みPETボトルを原料とした再生プラスチック※を、「キユーピー ドレッシング スティックタイプ」の外装中に約15%使用しました。
再生プラスチックをフィルムとして使用するのはキユーピーグループでは初めてのことになります。

※再生プラスチックとは:使用済みPETボトルを粉砕、洗浄した後、高温下で一定時間処理し、汚染物質を除去することで高品質にする方法「メカニカルリサイクル(物理的再生法)」で再生したプラスチック

プラスチックには、食品の品質を保つための様々な機能があり、それにより様々な種類があります。キユーピーグループは、プラスチックを有効な資源と捉えサステナブルな社会の実現に向け、包材メーカーと協力しながら食品へ使用できる再生プラスチックの検証を進めていくと同時に、プラスチックに限らず環境負荷を小さくするような容器包装開発を進めていきたいと考えています。

今後も、商品のおいしさに磨きをかけると同時に、ユニバーサルデザインへの取り組み、保存性の向上、環境配慮などさまざまな観点で商品の品質改善に取り組んでいきます。

再生プラスチック採用については、リリースもご覧ください。


参考:キユーピーホームページ 環境への取り組み(商品における環境配慮)

ページの先頭に移動する