関西・九州間で、業種を越えた3社共同輸送を開始

2019.07.29

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こんにちは。 キユーピー株式会社 ロジスティクス本部 推進統括部企画グループの岩田です。

キユーピーは、7月18日(木)から、サンスター株式会社と日本パレットレンタル株式会社の3社共同で、トラックと船舶を組み合わせた共同輸送を開始しました。

キユーピーとサンスターの商品をうまく組み合わせ、トレーラーを満載に

共同輸送を実施するのは、関西と九州をつなぐ輸送ルートです。この取り組みでは、3社の物流拠点を効果的に回ることで、約99%の高い実車率※1 を実現でき、また船舶へのモーダルシフト※2 や輸送の効率化により、個社単位での輸送と比較し、CO2排出量が65%低減します。

※1 総移動距離のうち実際に貨物を積載して移動した距離の比率
※2 500㎞以上の長距離トラック輸送を鉄道・船舶でのコンテナ輸送へ転換すること

キユーピーでは、2018年8月にキユーピーとして初めて、業界を越えた共同幹線輸送を開始しています。(リリース) 

今回の取り組みで苦労したことは、初の試みとなる『日用品との混載』です。前回の日用品メーカーとの取り組みではコンテナ共有までで混載は実施しませんでしたが、今回は物量の課題もあり混載でのアプローチとなりました。香り移りのリスクがより高くなるので、事前に香り移りテストを実施し、合格したアイテムでの実施となりました。テスト方法・実施においては、品質保証部 監査チームの皆さんの多大なるご協力をいただきました。

課題解決・新価値創造には、他部署やグループの理解・協力が不可欠となります。持続可能な物流の構築に向け、今後も力を合わせて取り組んでまいります。

3社共同輸送について、詳しくはリリースをご覧ください。


キユーピーは、物流の効率化・ドライバーの労働環境の改善など、物流業界の課題解決に力を入れており、先日「サプライチェーン イノベーション大賞」を受賞したことをこのブログでご紹介させていただきました。

また、昨年のキユーピー、ライオン株式会社、日本パレットレンタル株式会社の異業種3社での共同幹線輸送の取り組みは、平成30年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰において、「国土交通大臣表彰」を受賞しています。(旧ブログ

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