そらべあ環境ワークショップに参加 ~ゴミを減らす工夫を考える~

2022.10.11

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こんにちは。 キユーピー株式会社 広報・グループコミュニケーション室の二宮真理綾です。

先日、そらべあ環境ワークショップ「20年後、ゴミが捨てられなくなる?」に参加させていただきました。主催の「そらべあ基金」は、マッチングギフト制度「QPeace」で支援している団体の一つです。

イベントは小学生の親子向けで、前半はお笑い芸人の傍らゴミ清掃員としても働くマシンガンズの滝沢秀一さんによる「ゴミ」のお話、後半はイラストレーター・芸人の本田しずまるさんも加わり、ゴミについて考える、おえかきワークショップでした。

滝沢さんが「清掃車で集められたゴミはどこにいく?」「燃やされた灰はどうなる?」などのクイズを出すと、子どもたちは元気に手を挙げて発表。お子さんの詳しさに、保護者がビックリしていました。

クイズ正解者は廃棄物で作ったキーホルダーがもらえる

ゴミ収集現場のエピソードを紹介

滝沢さんのお話では、ゴミ収集現場では「秋になると米が捨てられる」ことはよくあるそうで、会場中が衝撃を受けました。他にも野菜や果物、ピザ、ギフト商品なども、傷んでいない状態、未開封のままゴミ袋に入っていたりするそうです。秋にお米が捨てられるのは新米が出るからで、捨てられる多くの食品は購入したものではなく、もらい物やサービス品なのではないか、とのことでした。

手塩にかけて農作物を作る人や、心を込めて贈る人、譲る人を「悲しませたくない」という思いがあれば、「食べなければ捨てればいい」という考えにはならないのではないか、という言葉がとても胸に響きました。
内容は深刻でしたが、滝沢さんの明るい語りと気さくなコミュニケーションで、楽しくゴミの実情を知ることができました。

後半の「おえかきコンテスト」では、子どもたちがゴミを減らすための工夫やアイデアがつまった絵をたくさん披露してくれました。ユニークな発想に、大人はみんな笑顔になりました。

ゴミを減らす「未来のグッズ」を想像した絵

子どもたちのアイデアに本田さんがコメント

今回参加させていただき、生ゴミとして扱われる食品ロスについて、さらに深く考える機会になりました。食品の有難みを忘れないで過ごそう、そして食品ロス削減にもつながる「フードバンク活動」の意義についても、より深く考えさせられました。

そらべあ基金さんの環境学習は子どもが対象ですが、私自身いつもたくさんの気づきや刺激があります。「ゴミを少しでも減らすため」キユーピーグループではどんなことができるか、ディスカッションを続けていきたいと思います。

★今回の内容について、こちらの記事もぜひご覧ください>> そらべあ基金 「環境ワークショップレポート」

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