食と健康に貢献したい! ~ひろしまサラダ~

2021.10.29

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こんにちは。 キユーピー株式会社 中四国支店の野口文大です。

「えっ! 小松菜を生(サラダ)で食べる・・・?」 驚かれる方も多いかと思います。
広島県では葉物野菜の生産が盛んに行われています。「広島近郊6大葉物野菜」の一つの小松菜は加熱して食べることが多いですが、クセがなくあっさりとした味わいなので、実は生でもおいしく食べられます。
キユーピー中四国支店では新鮮で安心な広島県産野菜とたんぱく質を使ったサラダを「ひろしまサラダ」と位置付けてメニュー提案し、地産地消と野菜摂取の推進に取り組んでいます。

「小松菜」は、
① 栄養価が高い
 緑黄色野菜で、β-カロテンを多く含み、カルシウム、鉄、ミネラルが豊富
② 広島県の生産量 1996年約500t⇒2017年約2000tと20年で約4倍になっている
 暑さに強く、若手農家も作りやすく、農家の経営安定にも繋がるため生産推進している
③ 年間安定生産が可能
 1年中生産でき、価格が安定している

といった特徴があり、地産地消の推進で、広島県、広島市、JA全農ひろしまも、需要拡大を推進されている食材です。お聞きすると、小松菜の食べ方と言えば、「お浸し」や「炒め物」といった熱を通して食べる人がほとんどでした。そんな中、この広島の地に拠点を置かせていただいている中四国支店としては、野菜摂取量拡大・健康長寿・地産地消に貢献したいという想いがありました。そこで、地元食材×たんぱく質の「ひろしまサラダの取り組み」を描き、「小松菜を生(サラダ)で食べる! 」という新しい価値をご提案したいと考えました。支店内でプロジェクトチームも発足し、メンバーと一緒に推進してきました。そして、広島県、広島市、JA全農ひろしまと一緒に、「ひろしまサラダ」の取り組みを進めてきました。

一部ですが、量販店での展開事例をいくつかご紹介させていただきます。

【21年6月 フレスタ メニューチラシ】

【21年8月 ユアーズ 野菜の日 広島県メッセージチラシ】

【21年7月 フジ広島店でのJA全農ひろしまコラボ展開】

さらにこの活動を広げるべく、10月11日、「ひろしまサラダ」の取り組みのご報告でJA全農ひろしま、小松菜生産者代表の福田様と一緒に、広島県 湯崎知事に表敬訪問をさせていただきました。新型コロナウイルスの影響で、当初2月に予定していましたが、ご調整いただき4回の延期を経てようやく実現することができました。

【左写真: (左から)小松菜生産者の福田様/キユーピー中四国支店猿渡さん/湯崎知事】 【右写真:事前試食いただいた小松菜サラダ】

中四国支店支店長の猿渡さんより、取り組み内容をご説明していただき、
湯崎知事からも

・火を通して食べる野菜で和風のイメージだったが、生で食べるのは知らなかった。
 サラダで食べると洋風のメニューになる。
・葉の柔らかさと茎のシャキシャキが楽しく、癖もなく、おいしくてびっくり。
 むしろ生で食べる食材と感じる。新しい発見。
・ドレッシングにも良く合う。
 シーザードレッシング自体も、もっと広がっていくのではないか?
・引き続き、量販店などと価値を知っていただく取り組みをしていきたい。

といった嬉しいコメントをいただき、中国新聞にも記事を掲載していただきました。
掲載後、取り組みに興味を持っていただいた地元テレビ局やラジオ局からもご連絡をいただいていますので、より多くの方に情報発信できる方法がないかご相談させていただいています。

◆表敬訪問の様子は、広島県公式Twitterでも発信していただいています>> こちら

私自身、セールス時代に、2019年サラダトレンドツアーに参加させていただき、アメリカでは、「ケール」や「スピナッチ(ほうれん草)」といった緑黄色野菜をサラダ食べていることを知り、日本でも、レタス、キャベツといった淡色野菜だけではなく、より栄養価の高い緑黄色野菜を使ったサラダを広めたいという想いがありました。
今は、中四国の地で、小松菜の可能性に出会い、仲間と一緒に、想いの具現化にチャレンジしています。プライベート(家)でも、年間200食以上、小松菜を使ったサラダを食べ続けています。引き続き、社内・社外の具現化の仲間と共に、サラダのおいしさ楽しさを伝え、「野菜摂取量拡大」、「健康寿命延伸」、「地産地消」など、この取り組みを通じて少しでも、貢献していければと考えています。
ぜひ、小松菜サラダ、お試しください。

◆広島市農業振興センターFacebookでは、動画で作り方が紹介されました>> こちら

◆キユーピーホームページ とっておきレシピ >> 生で味わう小松菜レシピ

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