食を通じた社会貢献

核家族化、共働き、ひとり親家庭の増加などにより子育ての環境は大きく変化しています。また近年、子どもの貧困といった問題も表出し、多面的な子育て支援の必要性が高まってきています。子どものうちに健全な食生活を確立することは、豊かな人間性を育むことにもつながり、生涯にわたる健康の基礎となります。一方、高齢化が進む中、健康寿命を延ばすことで、個人の生活の質をあげることや社会的損失を防ぐことも大きな社会的課題となっています。キユーピーグループは、食育を中心とした社会貢献活動を継続していきます。

食育活動

キユーピーグループは、「食の安全・安心」とともに「食の大切さと楽しさ」をお伝えする食育活動を実施しています。1961年に「オープンキッチン(工場見学)」を開始し、2002年からは小学校への出前授業「マヨネーズ教室」を全国で実施しています。
そのほか、食に関する情報を提供しています。健康な心と身体づくりを応援する情報誌「キユーピーニュース」を発行、DVDを学校や消費生活センターなどに無償で配布する「メディアライブラリー活動」なども
行っています。

オープンキッチン

キユーピーは、“工場は家庭の台所の延長”と考えています。そのため、一般の方の工場見学を「オープンキッチン」と呼んでいます。 商品がどのように生産されているのかをお客様の目で見ていただくことが、商品をご理解いただき、安心をお届けする最良の機会であると考えています。

オープンキッチン(工場見学)の歴史は古く、1961年に活動を開始。食品業界では生産現場を公開することが珍しかった当時、小学生の社会科見学を実施したことがきっかけです。現在では、地域の産業を学ぶ場として年間約7万人の見学者を受け入れています。

フードバンク活動の支援

日本では、まだ食べられるのに廃棄されている「食品ロス」が、年間約612万トン(平成29年度推計:農林水産省)あるといわれています。その一方、十分な食事が摂れない人たちも数多く存在しています。キユーピーグループは、フードバンク活動を行う「認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン」を2007年から支援し、マヨネーズやドレッシング、ジャムなどを寄贈しています。2019年度は、キユーピーグループ3社国内9事業所から各地域の8つのフードバンク団体に寄贈しました。

フードバンク活動:食品企業の製造工程で発生する規格外品などを引き取り、児童養護施設などの福祉施設や生活困窮者へ無償で提供する活動

食を通じた「子どもの貧困対策」への支援

近年、ライフスタイルや食生活の多様化が急速に進む一方、若い世代を中心とした食に関する知識・興味の低下、食を通じたコミュニケーションの希薄化、子どもの貧困など、食を取り巻く社会課題はますます深刻化しています。キユーピーは「食を通じて社会に貢献する」という創業当初からの精神のもと、2017年4月に「一般財団法人キユーピーみらいたまご財団」を設立しました。想いを共有しうる団体の活動を広範に支援することで一企業だけでは成し得ない社会貢献に繋げていきたいと考えています。独自の食育活動とあわせ、長期的な視野をもって健やかで持続的な社会の実現をめざします。

キユーピーみらいたまご財団は2019年4月1日から公益財団法人に移行しました。

公益財団法人 キユーピーみらいたまご財団

食育活動および子ども食堂など食を通した子どもの居場所づくりに取り組む団体への、寄付を中心とした助成活動を行っています。また、子ども食堂などの活動定着を目的に、展開事例紹介や団体同士のネットワークづくりにつながるセミナーを開催しております。
2017年~2020年助成団体数:186団体
2017年~2020年セミナー開催数:6回

出前授業「マヨネーズ教室」 参加児童数累計10万人達成

キユーピーが2002年から食の大切さと楽しさを伝えることを目的に実施している、出前授業「マヨネーズ教室」の参加児童数が2019年10月に累計10万人を達成しました。
社内認定制度「マヨスター」の資格を取得したキユーピーグループの従業員が運営から講師までを務めます。
内容は、マヨネーズのひみつや野菜を食べることの大切さについて学んだ後、実際にマヨネーズを手づくりし野菜に付けて食べます。
2019年にグループ長期ビジョンとして策定した「キユーピーグループ 2030ビジョン」では、2030年におけるグループの“ありたい姿”の1つに「子どものおいしい笑顔のサポーター」を掲げています。
キユーピーは今後も、食の大切さと楽しさを伝える食育活動を推進していきます。

マヨネーズ教室の様子

小学校でのマヨネーズ教室実施件数と参加児童の推移

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