商品・サービスにおける環境配慮

キユーピーグループでは、品質第一主義を守りながら、調達から消費に至るまで環境負荷低減に向けた商品設計に取り組んでいます。
商品の容器包装について、容器の軽量化、再生材の開発をすすめ、環境負荷が少ない包材の採用や賞味期間の延長など、食品ロス削減に貢献しています。
また、家庭での食材ロスをなくすため、食べられるのに捨ててしまっている野菜の茎や外葉、芯を活用するメニュー提案を強化していきます。

容器包装設計での環境負荷低減

商品の容器包装は、商品の品質を保ったまま、おいしく食べていただくために欠かせないものですが、生産する際にエネルギーを消費し、使用後は廃棄物となります。
キユーピーグループでは「容器包装選定の方針」のもと、容器包装の軽量・簡素化やバイオマス、再生材など環境にやさしい包材の採用を推進しています。

容器包装選定の基本方針

  • 食品の容器として適切であること
  • 環境汚染物質を発生させないこと
  • 省資源・省エネルギーに努め、多重包装はなくすこと
  • リサイクルへの適正を向上させ、促進すること
  • 環境に配慮した包装技術の確立に努めること

容器包装の軽量化・簡略化

キユーピー ドレッシング 380ml

キユーピー ドレッシング 380ml

2019年4月よりボトルの強度を落とさない工夫を施すことで、従来のボトルの形状イメージを損なうことなく軽量化を実現しました。
これにより従来のボトルに比べプラスチック使用量を削減することができました。

キユーピー ベビーおやつ たまごたっぷりぼうろ

キユーピー ベビーおやつ
たまごたっぷりぼうろ

2021年3月より外装、内装でのプラスチック使用量を約25%削減しました。

キユーピー 「すまいるカップ」シリーズ、「やさしい献立」カップタイプ

キユーピー 「すまいるカップ」シリーズ、
「やさしい献立」カップタイプ

2021年3月より上部に付いていた外蓋をなくすことで、使用するプラスチック量を10%削減しました。

パレット積付け方式の工夫

パレット積付け方式の工夫

主力のマヨネーズ商品において、輸送時のパレット積付け方式の変更を行いました。段ボールの特性を活かした積付け方式を採用することで材質低減を進め、古紙材料削減による環境負荷低減を実現しました。これにより段ボールの使用量を年間約590トン削減しました。

環境負荷の少ない包材の採用

キユーピー ドレッシング スティックタイプ

キユーピー ドレッシング スティックタイプ

2020年2月より外装に再生プラスチックを約15%使用しています。
これにより、石油由来原料やCO2排出量の削減に貢献することができます。

使用済PETボトルを高品質に再生したプラスチック

「サラダクラブ 素材パウチ」シリーズ

「サラダクラブ 素材パウチ」シリーズ

2020年8月より環境配慮への取り組みの一環として、植物由来のプラスチックを一部に使ったパウチを、全19品のうち12品で採用しました。パウチの材質を変えることにより、年間で 約18トンの温室効果ガスを削減しました。

植物由来のプラスチック:再生可能な有機資源(サトウキビの副産物などの植物)を原料に使用したバイオマスプラスチック

賞味期限延長と賞味期限「年月表示」開始によるロス削減

食品ロスの削減は、世界的な課題となっています。この食品ロスの中には、家庭内ストックの賞味期限切れによる廃棄分も含まれています。
キユーピーグループでは、製法や容器包装の改良による賞味期間延長と賞味期限の「年月表示」切り替えを通して、食品ロス削減に取り組んでいきます。

マヨネーズの賞味期間延長

マヨネーズを長期間保存した場合、酸素などの影響により品位が低下することがあります。
「キユーピー マヨネーズ」は発売以来、酸素を通しにくい多層容器採用や、植物油中に溶け込んでいる酸素を限りなく取り除いた「おいしさロングラン製法」の導入、製造工程中の酸素レベルの低減など、製法・容器でさまざまな工夫をしてきました。また、「キユーピーハーフ」では、配合の変更により品位を向上させることに成功しました。
これにより、「キユーピー マヨネーズ(50g~450g)」「キユーピーハーフ」の賞味期間を、従来の10カ月から12カ月に延長することができました。

パッケージサラダの消費期限延長

株式会社サラダクラブでは、「野菜本来の抵抗力を活かし、なるべくダメージを与えないように洗浄すること」と「10℃以下の低温流通管理(コールドチェーン)」を両立させ、パッケージサラダの鮮度を維持する技術の確立に取り組んできました。
「野菜にやさしい製法(特許4994524号)」取得後、約4年間の検証を重ね、野菜へのダメージを更に抑えながら洗浄する技術を確立しました。その結果、「千切りキャベツ」の消費期限を1日延長することができ、加工日に加え5日間となりました。(沖縄県は除く)
消費期限延長により、販売店では売れ残りによる廃棄ロスや売り切れによる販売機会ロスが低減できます。
また、お客様にはまとめてご購入いただきやすくなります。

介護食・素材パウチの賞味期限延長と「年月表示」開始

2018年9月に介護食「やさしい献立」シリーズ47品(賞味期間18ヵ月または12ヵ月の商品)を、2019年3月にはサラダクラブ「素材パウチ」シリーズの一部について賞味期間を延長しました。
また、この2シリーズにおいては、賞味期間延長に加えて、賞味期限を「年月日表示」から「年月表示」に変更しました。賞味期間延長と賞味期限の「年月表示」により、返品や食品ロス削減へつなげていきます。

食品ロス削減のためのメニュー提案

食品ロス削減に向けた取り組みを、お客様が毎日の食生活の中で実践する支援をしたいと考えています。
野菜の外葉や芯などは、捨ててしまいがちな部位ですが、少しの工夫でおいしい食材として活用することをおすすめしています。傷や外敵などから野菜を守ったり成長が盛んな部位にあたることで、他の部位とは違う栄養や機能に優れている場合もあります。
料理メニューを紹介する「とっておきレシピ」サイトで、2019年から東京家政大学の皆さんが考案してくれたメニューなどをご紹介しています。
今後もさらにいくつかの野菜を紹介し、食材をよりよく活用する食生活の提案をしていきます。

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