商品・サービスにおける環境配慮

キユーピーグループでは、品質第一主義を守りながら、調達から消費に至るまで環境負荷低減に向けた商品設計に取り組んでいます。
商品の容器包装について、容器の軽量化、再生材の開発をすすめ、環境負荷が少ない包材の採用や賞味期間の延長など、食品ロス削減に貢献しています。
また、家庭での食材ロスをなくすため、食べられるのに捨ててしまっている野菜の茎や外葉、芯を活用するメニュー提案を強化していきます。

容器包装設計での環境負荷低減

商品の容器包装は、商品の品質を保ったまま、おいしく食べていただくために欠かせないものですが、生産する際にエネルギーを消費し、使用後は廃棄物となります。
キユーピーグループでは「容器包装選定の方針」のもと、容器包装の軽量・簡素化やバイオマス、再生材など環境にやさしい包材の採用を推進しています。

容器包装選定の基本方針

  • 食品の容器として適切であること
  • 環境汚染物質を発生させないこと
  • 省資源・省エネルギーに努め、多重包装はなくすこと
  • リサイクルへの適正を向上させ、促進すること
  • 環境に配慮した包装技術の確立に努めること

容器包装の軽量化・簡略化

キユーピー ドレッシング 380ml

キユーピー ドレッシング 380mlは、ボトルの強度を落とさない工夫を施すことで、従来のボトルの形状イメージを損なうことなく軽量化を実現しました。
これによりプラスチックの使用量を、従来のボトルに対して年間約80トン削減しました。
(2019年4月より順次出荷)

環境負荷の少ない包材の採用

キユーピー ドレッシング スティックタイプ

キユーピー ドレッシング スティックタイプの外装中に使用済PETボトルを原料とした再生プラスチックを約15%使用しました。
これにより、石油由来原料やCO2排出量の削減に貢献することができます。
(2020年2月中旬から順次出荷)

賞味期間延長によるロス削減

食品ロスの削減は、世界的な課題となっています。この食品ロスの中には、家庭内ストックの賞味期限切れによる廃棄分も含まれています。
キユーピーグループでは、製法や容器包装の改良による賞味期間延長を通じて、食品ロス削減に貢献していきます。

マヨネーズの賞味期間延長

マヨネーズを長期間保存した場合、酸素などの影響により品位が低下することがあります。
「キユーピー マヨネーズ」は発売以来、酸素を通しにくい多層容器採用や、植物油中に溶け込んでいる酸素を限りなく取り除いた「おいしさロングラン製法」の導入、製造工程中の酸素レベルの低減など、製法・容器でさまざまな工夫をしてきました。また、「キユーピーハーフ」では、配合の変更により品位を向上させることに成功しました。
これにより、「キユーピー マヨネーズ(50g~450g)」「キユーピーハーフ」の賞味期間を、従来の10カ月から12カ月に延長することができました。

パッケージサラダの消費期限延長

株式会社サラダクラブでは、「野菜本来の抵抗力を活かし、なるべくダメージを与えないように洗浄すること」と「10℃以下の低温流通管理(コールドチェーン)」を両立させ、パッケージサラダの鮮度を維持する技術の確立に取り組んできました。
「野菜にやさしい製法(特許4994524号)」取得後、約4年間の検証を重ね、野菜へのダメージを更に抑えながら洗浄する技術を確立しました。その結果、「千切りキャベツ」の消費期限を1日延長することができ、加工日に加え5日間となりました。
消費期限延長により、販売店では売れ残りによる廃棄ロスや売り切れによる販売機会ロスが低減できます。
また、お客様には必要な時にまとめてご購入いただきやすくなります。

食品ロス削減のためのメニュー提案

食品ロス削減に向けた取り組みを、お客様が毎日の食生活の中で実践する支援をしたいと考えています。
野菜の外葉や芯などは、捨ててしまいがちな部位ですが、少しの工夫でおいしい食材として活用することをおすすめしています。
傷や外敵などから野菜を守ったり成長が盛んな部位にあたることで、他の部位とは違う栄養や機能に優れている場合もあります。
料理メニューを紹介する「とっておきレシピ」サイトで、2019年から東京家政大学の皆さんが考案してくれたメニューなどをご紹介しています。
今後もさらにいくつかの野菜を紹介し、食材をよりよく活用する食生活の提案をしていきます。

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