サプライチェーンへの取り組み

キユーピーグループにとって、原料や資材を提供いただく調達先の皆さまや、商品を販売いただく販売先の皆さまは大切なパートナーです。お取引先と適切なコミュニケーションを図ることで信頼関係を築き、相互理解のもと一層の改善活動に取り組むことで、ともに成長できる関係をめざしています。

倫理規範を実践することで、ステークホルダーとの公正・健全な関係構築に努めています。

原料・資材メーカーとの協働

キユーピーグループでは、調達先である原料・資材メーカーへ専門の担当者が定期訪問し、ものづくりの基本的な考え方を共有しながら、さまざまな課題の解決に向けた取り組みを進めています。

段ボール・紙器メーカーとの協働

キユーピーでは、環境保全や人権配慮の視点から段ボール・紙器メーカーとの協働で、適切に管理された森林木材を使用したFSC認証材の導入を進めています。現在、段ボールの約60%はFSC認証紙を使用しており、今後はカートンなどへのFSC認証表示導入を検討していきます。

鶏卵生産者との協働

キユーピータマゴでは、各地の養鶏会社訪問を通じて生産者の生の声を聴くと同時に、私たちの商品をご使用いただいているユーザーの声を伝え、相互の成長・発展につながる協働体制の構築に努めています。これにより、鶏卵の食卓への登場場面を増やし、需要拡大・業界の発展を担っていきたいと考えています。

生産農家との協働

良質な野菜原料を安定して調達するためには、地域農業の振興が重要になります。一方で、天候不順、後継者不足、耕作放棄地の拡大など、社会的な問題が顕在化しています。キユーピーグループは、全国の生産農家との協働によって、これらの問題の解決に貢献していきます。

農業を基盤とした地域振興

キユーピーは、2017年より茨城県つくば市にある有限会社ワールドファームと提携し、全国の耕作放棄地を畑に再生する取り組みを進めています。現在、茨城県つくば市、石川県能登町、秋田県横手市などの契約産地から新鮮なキャベツが、グループ会社の製造するカット野菜などの原料の一部として供給されています。産地開発による安定的な原料調達だけでなく、農業の担い手となる若者が集まり地域が一体となった農業振興への貢献につなげていきたいと考えています。

耕作放棄地を再生し農業の担い手となる若者たち
(茨城県つくば市)

サラダクラブによる産地表彰式

サラダクラブで取り扱う野菜は、生産者との顔が見える関係を基本に、全国約400の契約産地との「契約取引」で調達しています。「契約取引」は、一定価格で安定した原料調達が行えるだけでなく、生産者にとっては、安定的な収入を基盤に戦略的投資が行えるというメリットがあります。
2019年4月には、生産者の皆さまに感謝の想いを伝えることを目的に、「産地表彰式」を開催しました。今後も、産地との密なコミュニケーションを生かした独自の商品開発など、魅力ある商品づくりに努めます。

産地表彰式「Grower of Salad club 2019」の様子

アヲハタによる果実生産者との取り組み

アヲハタグループの原料産地は、時代とともに世界各地に広がっています。安全でおいしい原料を調達するため、国内外の原料産地に技術者が出向き、育苗・栽培から一次加工までの勉強会や技術交流を行っています。2011年には、高品質な原料の安定確保に向けて「ウイルスフリー苺」の開発・供給を開始し、農家の反収増加と産地安定化に寄与しています。

持続可能なパーム油の調達への取り組み

パーム油は熱帯地域で栽培されるアブラヤシから得られる植物油ですが、その農場を開発するための熱帯林の大規模な伐採や、農場労働者の人権などで課題があることが指摘されています。
こうした問題がある原料を使わないようにするために、また課題の解決に貢献するために、キユーピーグループは、2018年1月に策定した「キユーピーグループの持続可能な調達のための基本方針」にもとづき、2018年7月、RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)に加盟し、今後、弊社グループの持続可能なパーム油の調達に取り組んでまいります。

取り組みについて

2019年にキユーピーグループで調達するパーム油の一部についてRSPOの「ブックアンドクレーム方式」による認証クレジットの購入を開始しました。今後2021年までにキユーピーグループで調達するすべてのパーム油について認証クレジットの購入を完了させ、その後、認証油の調達へと順次取り組みを検討して参ります。

ブックアンドクレーム方式

RSPOにより認証された生産者が生産した認証油に、認証クレジット(証券)を発行。
その認証クレジットを購入することで、認証パーム油の生産者を支援する仕組み。

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