株主総会
※ セレクトボックスで開催回を選択してください。
第109回定時株主総会(2022年2月開催)
「中期経営計画の進捗」(8,321 kbps/8分15秒)
フルスクリーンで見るにはをクリックタップしてください
音声ブラウザでは対応していません
開催日 | 2022年2月25日(金) |
---|---|
開催場所 | 東京国際フォーラム(東京都千代田区) |
開催時刻 | 10:00 |
終了時刻 | 10:54 |
出席株主数 | 108名 |
※ お土産のご用意はございません。
関連資料
招集通知
第109回定時株主総会招集ご通知(2022年2月25日開催)(2.39MB)
2021年度 法令および定款に基づくインターネット開示事項(634KB)
- 業務の適正を確保するための体制(内部統制システム構築の基本方針)
- 株式会社の支配に関する基本方針
- 連結株主資本等変動計算書/連結注記表
- 株主資本等変動計算書/個別注記表
議決行使結果
第109回定時株主総会Q&A
第108回定時株主総会(2021年2月開催)
「中期経営計画について」(8,136 kbps/6分52秒)
フルスクリーンで見るにはをクリックタップしてください
音声ブラウザでは対応していません
開催日 | 2021年2月25日(木) |
---|---|
開催場所 | 東京国際フォーラム(東京都千代田区) |
開催時刻 | 10:00 |
終了時刻 | 11:06 |
出席株主数 | 138名 |
※ お土産のご用意はございません。
関連資料
招集通知
第108回定時株主総会招集ご通知(2021年2月25日開催)(2.15MB)
2020年度 法令および定款に基づくインターネット開示事項(394KB)
- 業務の適正を確保するための体制(内部統制システム構築の基本方針)
- 株式会社の支配に関する基本方針
- 連結株主資本等変動計算書/連結注記表
- 株主資本等変動計算書/個別注記表
議決行使結果
第108回定時株主総会Q&A
第107回定時株主総会(2020年2月開催)
「2019年度の概況と今後の取り組み」(8,183 kbps/5分20秒)
フルスクリーンで見るにはをクリックタップしてください
音声ブラウザでは対応していません
開催日 | 2020年2月27日(木) |
---|---|
開催場所 | 東京国際フォーラム(東京都千代田区) |
開催時刻 | 10:00 |
終了時刻 | 10:58 |
出席株主数 | 2,482名 |
関連資料
招集通知
第107回定時株主総会招集ご通知(2020年2月27日開催)(3.76MB)
2019年度 法令および定款に基づくインターネット開示事項(333KB)
- 業務の適正を確保するための体制(内部統制システム構築の基本方針)
- 株式会社の支配に関する基本方針の概要
- 連結株主資本等変動計算書/連結注記表
- 株主資本等変動計算書/個別注記表
議決行使結果
第107回定時株主総会Q&A
-
さまざまな感染病が話題になっている中、風疹も社会的な問題となっていますが、追加的対策についての取り組みを教えてください。
当社においても、風疹対策は重要な事項として捉えています。今回の区市町村のクーポンを使用して、会社での健康診断に利用できる体制を作り、対象の従業員にも現在その案内をしているところです。 -
年数の短い取締役や社外取締役も含めて取締役会で意見を述べやすくする工夫をしていますか?
年数によって発言しにくいことはないと思っています。当社には楽業偕悦という理念があり、それに基づき「正しいことは誰が言っても正しい」と言える風土にしようという考えがあります。コーポレート・ガバナンスそのものも、会社の基本的な価値観や理念をベースにしたものであると考えています。社外役員の方にもそのような観点で参加していただき、積極的に発言をいただいています。それをきちんと受け止めつつ、経営に反映していくことが私どもの役目であると考えています。
もう一点、招集通知62ページに記載しているように、毎年、外部機関が取締役会の実効性の評価を行い、その結果を踏まえて取締役会の改善に取り組んでいます。外部機関からは社内外役員の相互の信頼関係と役割分担のもと、取締役会が監督機能を実効的に果たしているとの評価をいただいていますが、取締役会がより良くなる方策はないか、毎年確認しています。 -
アニマルウェルフェアについての取り組みについて教えてください。
アニマルウェルフェアについては、動物の快適性を配慮した飼い方をきちんとしていくという風に捉えています。欧州では50%がケージの外で飼われていることが分かっており、そのようなご要望が高まりつつあると思っています。日本に関しては、まだ95%がケージの中で飼われています。日本人は卵が好きな国であり、世界の中で2番目に卵をたくさん食べる国です。卵に対する皆様の関心度も高いと思いますので、ご要望も掴みながらアニマルウェルフェアに対してどのように取り組んでいくか検討を進めています。 -
インターネット社会において、テレビや新聞などの宣伝広告効果は低くなっています。広告宣伝もインターネット関連にシフトしていくべきではないでしょうか?
メディアはインターネットへのシフト化が急速に進んでいると理解しています。広告宣伝費全体の予算は過去5年間変化していません。構成について、テレビは変化させていませんが、新聞・雑誌については減らしている一方、インターネット関係は増やしています。ホームページも含め、情報発信はこれからデジタルにシフトしていく考えです。 -
キユーピーの人形は男の子でしょうか、女の子でしょうか?
当社が使用しているキユーピー人形は、もともと米国のイラストレーターのローズ・オニール氏が1900年~1905年くらいにイラストレーションで描かれたものがオリジナルという理解をしています。ローズ・オニール氏が描いたキユーピーはキリシャ神話のキユーピットからモチーフを得たと言われています。キユーピーは人間ではなく、性別もなく、純粋にキユーピーちゃん、キユーピー人形という愛されるキャラクターとしてご理解いただけたらと思います。 -
新型コロナウイルスが社内で発症者が出た場合の対応について教えてください。
非常に憂慮した状態でかつ対応が難しいことだと受け止めています。全般的な考え方としては従業員の安全を第一にしつつ、かつ、商品供給等の社会的な使命を果たしていくことを基本に据えています。従業員に対し感染防止策の徹底を進めていますが、万が一発生した場合は、リスクを低減し従業員の安全を守りつつ事業の継続を行う、そのように進めていきたいと考えています。 -
話題になっている働き方改革について具体的に教えてください。
健康で働きがいのある職場、生産性の高い職場をめざしています。特にここ2~3年では、働き方や業務のシンプル化などを進めています。具体的には、仕事を早く終われるようにするにはどのようにすれば良いか、事業所、組織全体で仕事の仕方を考えています。また、働き方の多様性として、フレックス勤務や違う事業所で働くことができるように進めており、成果も出始めています。それにより社内での新しい交流が生まれて、より付加価値を生み出すような状態になっていけるのではないかと思っています。まだ途上の部分もありますがキユーピーグループ全体として働き方のより良い状態をつくり、「働きやすさ」と「労働生産性」を両立することで企業価値を高めていきたいと考えています。
第106回定時株主総会(2019年2月開催)
「2018年度の概況と2019-2021年度 中期経営計画の方向性」(6,536 kbps/7分22秒)
フルスクリーンで見るにはをクリックタップしてください
音声ブラウザでは対応していません
開催日 | 2019年2月27日(水) |
---|---|
開催場所 | 横浜アリーナ(神奈川県横浜市) |
開催時刻 | 10:00 |
終了時刻 | 11:52 |
出席株主数 | 2,435名 |
関連資料
招集通知
第106回定時株主総会招集ご通知(2019年2月27日開催)(5.95MB)
2018年度 法令および定款に基づくインターネット開示事項(312KB)
- 業務の適正を確保するための体制(内部統制システム構築の基本方針)
- 株式会社の支配に関する基本方針
- 連結株主資本等変動計算書/連結注記表
- 株主資本等変動計算書/個別注記表
議決行使結果
第106回定時株主総会Q&A
株主様からお寄せいただきましたご質問に対する回答の要旨を掲載しています。
事前にいただいたご質問に対する回答の要旨
株主総会に参加できない株主様からもご質問をいただけますよう、事前に21件のご質問をいただきました。 主なご質問への回答は次のとおりです。
-
創業100周年でどのような企画を考えていますか?
100年間の感謝の気持ちを表わし、お客様をはじめとしたステークホルダーの皆様が楽しんでいただける企画を展開しています。2019年度末時点の株主の皆様には、2020年2月、創業100周年の記念配当として5円を計画しています。消費者の皆様には抽選で1万名様に「キユピ・コレ 2019オーケストラ キユーピーセット」が当たる消費者キャンペーンを2019年5月31日まで実施します。また企画品としてマヨネーズタイプ調味料をエリア・数量限定で発売します。日本を7つのエリアに分けて、例えば、北海道は「バター醤油風味」、九州・沖縄は「ゆずこしょう風味」など、地元ならではの食材を楽しく、おいしく食べていただく企画品です。
さらに、100周年イベントでは2019年の年始の記念コンサートにおいて、1日限りのスペシャル公演「ニューイヤー・ファミリークラシック」を開催しました。今後も、高齢者の方やお子様に音楽をお届けする、ミニオーケストラによる「笑顔を届ける音楽会」を、全国20ヵ所で開催します。
また、サラダとタマゴの魅力が体験できる、さまざまなオリジナルメニューを提供する期間限定のカフェを、3月の東京(六本木)を皮切りに、5月以降、名古屋・大阪・福岡にて展開していく予定です。 -
中国でのキユーピーの模倣品対策はどのようにしていますか?
キユーピー人形のマークと「Kewpie」の文字を世界96の国及び地域において、主に食品区分で商標登録を行っています。
特に中国では「丘比」といった漢字での商標登録をはじめ、「愛は食卓にある」など事業活動に関する商標登録も手厚く行っています。
キユーピーブランドは弊社の貴重な財産のため、世界においても商標権を取得することで、模倣品に対して防御していきます。 -
地震発生時、工場での停電対策はどのようにしていますか?
災害が発生した時には、3つの基本方針に基づいて進めていきます。1つ目は従業員の安全確認、2つ目はお客様への供給責任を果たすこと、3つ目は社会貢献を行なうことです。供給責任については、主力商品の製造を関東・関西への2拠点化を進めるとともに、調達先の複数化も実施し、調達から生産・配送まで確認できる「生産状況確認システム」を導入しています。
東京に大きな震災が発生した場合には、早期に本社機能を移転できるように、大阪にバックアップオフィスを設置するため、定期的に訓練を行なっています。社会貢献活動の1つとしては、災害地への水やベビーフード、高齢者食など救援物資の検討を行っています。また、近隣の皆様への支援のため、各拠点において、水や食料、生活用品などの備蓄を行っています。
-
ファインケミカル事業の今後の展望を教えてください。
ファインケミカル事業は、生命の誕生に必要な卵の研究からスタートしています。卵の研究から鶏の研究に範囲を拡げ、鶏の鶏冠(トサカ)に含まれる成分であるヒアルロン酸の研究を進めています。当社グループは健康寿命の延伸に取り組んでおり、活き活きと元気に暮らしたいという想いに応えるため、ヒアルロン酸の展開に力を入れています。
ヒアルロン酸は、国内での販売に加え、アジアや欧米への販売も盛んになっています。また、当社グループの通信販売では、ヒアルロン酸を配合した日本初の機能性表示食品「ヒアロモイスチャー240」を発売し、順調に成長を続けています。2018年度には、ヒアルロン酸を主成分とした医療機器「ケイスマート」を発売し、順調なスタートを切ることができました。
ヒアルロン酸は、今後も世界的に成長が見込まれることから、独自の技術でさらに磨き上げ、「健康」と「医療」の分野で貢献していきます。 -
社外の取締役や監査役で株を保有していない人がいますが、問題ではないのでしょうか?
株の保有については、本人に任せていますが、保有の有無で特に問題があるとは考えていません。株の保有に関わらず、当社の経営の妥当性、透明性と企業価値の向上に真摯に向き合い、積極的に意見を述べるとともに、課題についても的確に指摘をいただいています。 -
株主優待制度は3年以上の保有が条件となっていますが、優待品の内容をより充実して欲しい。
当社では、全ての株主様に配当や企業価値の向上により公平にお応えするとともに、長期にわたって応援いただける株主様については、着実な増配に加えて、株主優待品をお届けしていきたいと考えています。
このような考えに沿って、優待品は3年以上継続して株式を保有いただく株主様にお届けしています。株主優待品は、食品メーカーならではのコミュニケーションとして大切であると考えており、今後も新商品や魅力ある商品を取り入れるなど工夫を重ねていきます。 -
社内取締役に女性を登用する予定はありますか?女性従業員の活躍に期待しています。
現在、女性の社外取締役は1名ですが、社内からの取締役はいないため、女性の活躍を推進することは重要なテーマとして捉えています。ここ数年、女性の従業員を対象としたキャリアに対する勉強会も積極的に実施しています。
また、働き方改革を推進し、従業員全体が活躍しやすい職場になるよう、業務時間削減の工夫、サテライトオフィスの活用、在宅勤務制度の整備などを進めています。このような人材育成、環境づくりの充実を通じて、将来的には社内から女性の取締役を登用していきたいと考えています。 -
キユーピーおよびキユーピーグループの障害者雇用率はどのくらいですか?
当社グループの障害者雇用については、株式会社キユーピーあい、という特例子会社において、グループ全体の障害者雇用を促進しています。当社グループの国内食品会社全体の障害者雇用率は3.5%であり、全国平均2.0%という状況からすると積極的に取り組んでいると思っています。当社グループの障害者雇用の特長は、心の障害も含めて、いろいろな立場の方が働いていることです。このことは、2003年からキユーピーあいを中心に、グループで取り組んできた結果であると思っています。
今後も、創始者の中島董一郎からの教えである「社会や人にとってもやさしい会社」をめざしていきます。
当日にいただいたご質問に対する回答の要旨
-
今後、業績を伸ばすうえで、成長ドライバーは何でしょうか?また10年後の売上高の海外比率はどのぐらいをめざしますか?
国内の成長ドライバーは、サラダ・惣菜、タマゴ、調理・調味料の3事業です。これらの3事業は内食・中食・外食の市場に対して幅広く展開しており、国内の市場が縮小する中においても需要を開拓できる余地があります。2021年度までの中期経営計画では国内の売上高は減少する見込ですが、2018年度に事業の譲渡や売却を行った影響が約300億円あり、これを除くと伸ばす計画となります。また、海外の売上高は、2021年度で約600億円をめざしており、10年後には1,000億円まで伸ばすことができるように取り組んでいきます。 -
国際会計基準(IFRS)への移行はいつ頃ですか?移行に伴い注意している点はありますか?
移行時期は具体的に決めていませんが、減価償却の方法を定額法に変更するなどの準備を進めています。 -
招集ご通知41ページに、会計監査人が株主総会で選任すると記載されている理由を教えてください。
会計監査人については特別なことが無い限り継続しますが、会計監査人による業務の執行が困難であると監査役会が認める場合には、株主総会に議案として提出することになっています。 -
内部監査室の役割は会計・業務の監査ですが、記載されていないのではなぜでしょうか?
ご指摘のとおり、記載内容が不足しています。内部監査室の主要な役割は、業務の適正性やプロセスなどの管理体制が手順通り行われているか、もしくは、手順自体に誤りがないか、そのようなことを丹念に監査して、もし課題がある場合には、ただちに指摘をして正しています。 -
自然災害に対する物流対策は考えていますか?
危機管理体制としては、重要取り組み事項としていくつか分類しており、その中の1つに天災や地震、風水害という項目があります。それらに関して、何らかの危機が発生した場合には、初動対応マニュアルと事業継続計画に基づいて対応します。主要な商品はできるだけ2拠点で生産し、複数の取引先から原資材を仕入れることで安全を確保しています。物流については、全国的なネットワークを敷いており、一部の物流状況が悪化した場合は他の地域で対応できるようにしています。また、年1回、供給訓練や危機対応訓練を重ねており、できるだけ影響が生じ無いように進めています。 -
外国人雇用の増加による情報漏洩などの想定されるリスクに対して、どのような対策を行なっていますか?
外国人雇用には2つの側面があります。昨今の出入国管理法の改正に伴い、外国人を採用しやすくなることについては、雇用機会の拡大として活かして行きます。また、グローバル人材としての採用を少しずつ進めています。社内の情報についてはレベル分けを行い、最高レベルが重要機密事項という位置づけにしています。従業員全般に対して職制に応じた管理体制をしっかり行うことで、情報漏洩が無いよう努めています。 -
マヨラーとの関係をどのように進めていきますか?
マヨラーはマヨネーズをたくさん消費される方であり、最近ではマヨネーズをかけるだけでなく炒め物やパンケーキ、オムレツなどいろいろな料理に使用していただく方も増えており、さらに食生活を楽しんでいただきたいと考えています。 -
指名・報酬委員会に会長・社長が入っているため、他の委員が発言しにくいことはありませんか?
立場ではなく、何が正しいかという議論を行うことで、社外役員からは多くの意見をいただいています。これまでも、適宜、社外役員の中で会話を重ねてきましたが、指名・報酬委員会を設置したことで、しっかりと議論ができ、良い場面ができていると考えています。 -
300億円ほどの減収要因は何でしょうか?
2018年度に実施した事業の譲渡や売却によるものです。2030ビジョンという将来に向けての方向付けを行い、サラダとタマゴのリーディングカンパニーに向けて、力を発揮していくべきだと考えました。一方、長年手掛けてきた事業が、当社以外にお任せした方が、よりその会社や世の中のためになることもあるのではないか、という議論も進めてきました。その結果、2018年度には、コンビニエンスストア向けのベンダーを事業譲渡しました。また、うずら卵水煮という商品については、製造を外部にお願いすることにしました。ファインケミカル事業では、ヒアルロン酸に力を入れていくべきと考え、医薬用EPAを外部に売却しました。このような事業譲渡や売却を行った部門の売上高が約300億円、営業利益は約10億円あり、2019年度には発生しません。選択と集中によりサラダとタマゴに注力し、長期的な成長を実現していきたいと考えています。 -
ダイバーシティの目標に女性管理職比率を掲げていますが、現在の状況を教えてください。また、従業員の海外比率について教えてください。
2030ビジョンを策定する段階で、多様な人材が必要であることを認識しました。現在、女性管理職比率は8.2%であり、2020年度には12%、2030年度には30%をめざしていきます。外国籍の従業員数は、日本国内には約600名、海外では約3,000名です。 -
補欠監査役選任にあたり、監査役の体制について説明してください。
監査役は現在5名の体制ですが、1名が任期満了により退任し、さらに1名が辞任します。新任としては1名、山形氏を選任し、合計4名の体制になります。社内監査役が2名、社外監査役が2名であり、監査役の要件としては満たしていますが、法令では、監査役設置会社の監査役は3名以上で、社外監査役が半数以上という取り決めがあります。今回、社外監査役が2名となり、何らかの不都合が生じた場合は社外監査役が半数以下となるため、これに備えて、補欠監査役1名の選任をお願いしています。可決すれば、監査役4名、補欠監査役1名という状態になります。
今回、角田監査役からの辞任の申し出から、この株主総会までの期間が短く、新任の社外監査役を選任する時間が足りなかったため、補欠監査役を選任することにしました。 -
招集ご通知23ページに海外の数値は入れないのでしょうか?
決算の数値は事業で区分していますが、海外は事業単位では表していません。海外は調理・調味料事業、タマゴ事業に含まれており、調理・調味料事業に含まれるウェイトがかなり高く、中国・東南アジアが中心となります。タマゴ事業は米国で展開しています。なお、招集ご通知の29ページでは、国内と海外という区分で記載しています。海外の区分については課題と認識していますが、しばらくの間はこの区分で進めていきます。 -
サラダ・惣菜事業や調理・調味料事業について、今後の展望を教えてください。
2021年度のサラダ・惣菜事業の売上高目標が低くなっているのは、2018年度の事業譲渡により、売上高で275億円の影響があったことによるものです。中食市場において展開している惣菜は伸びており、事業譲渡の影響を差し引くと拡大する計画です。特に、2021年度までの中期計画では、サラダ・惣菜事業、タマゴ事業、これを支える調理・調味料事業を盤石にし、食の主役化により、新しい食シーンをお届けして喜んでいただけるように努めていきます。 -
2018年度の数値における、調味料事業と調理・調味料事業の違いを教えてください。調理はどのぐらいになるのでしょうか?
2019年度からは事業区分を変更しており、調味料事業を調理・調味料事業に、加工食品事業に含まれていたアヲハタ株式会社の部分をフルーツ ソリューション事業としました。加工食品事業の売上高468億円のうちアヲハタ部分は159億円、残りの309億円が調理・調味料事業に含まれています。フルーツ ソリューション事業は、アヲハタの仕事が数年前から生販一体になっており、今後は、アヲハタブランドをアヲハタが主体的に展開していきます。調理には介護食なども含まれますが、中心になるのはソース類です。料理のためのソースやかけるソースなど、比較的に調味料と近い使われ方であることから、調理と調味料を合わせた構想を練り、発展させていきます。マヨネーズとドレッシングに調理向けのソースを加えることで、内食・中食・外食のニーズをとらえながら、当社グループならではのユニークな展開を進めていきます。 -
異業種3社による共同幹線輸送は、どのようなことを期待して行いましたか?
物流困難に対する取り組みの1つです。ドライバー不足が深刻になっており、この先も続いていくことが業界はもちろんのこと、当社としても課題感を持っています。同じような課題を抱えている会社が、東日本から九州方面への物流における荷物の集荷で困っているため、一緒に取り組んでみようということで実施しました。関東から九州までの間にある工場や倉庫などの拠点を通ることにより、トラックの稼働状況や効率が良くなることについて評価をいただき、国土交通大臣賞を受賞しました。このような事例を他のエリアにおいても研究を進めて、トラックの輸送問題ならびにサステナビリティに対処していきます。 -
2019年度が減収・微増益になる理由を教えてください。
2019年度の売上高について、2018年度に事業譲渡した影響が約300億円あります。その影響を加味すると、実質的には約230億円伸ばすことになり、増収力が落ちている訳ではありません。営業利益は前年に対して1億円の増益ですが、2018年度の事業譲渡のマイナス影響が約10億円あること、2019年度特有の創業100周年に関する経費をある程度を見込んでいることから、実質的に増益にする力は持っています。しっかりとした実績を出して、先々につなげていきます。
第105回定時株主総会(2018年2月開催)
「2017年度の概況と2018年度の方針」(2,155kbps/5分35秒)
フルスクリーンで見るにはをクリックタップしてください
音声ブラウザでは対応していません
開催日 | 2018年2月27日(火) |
---|---|
開催場所 | 横浜アリーナ(神奈川県横浜市) |
開催時刻 | 10:00 |
終了時刻 | 11:25 |
出席株主数 | 2,467名 |
関連資料
招集通知
第105回定時株主総会招集ご通知(2018年2月27日開催)(1.90MB)
2017年度 事業活動報告(2016年12月1日~2017年11月30日)(3.00MB)
2017年度 法令および定款に基づくインターネット開示事項 (376KB)
- 業務の適正を確保するための体制(内部統制システム構築の基本方針)
- 株式会社の支配に関する基本方針
- 連結株主資本等変動計算書/株主資本等変動計算書
- 連結注記表/個別注記表
議決行使結果
第105回定時株主総会Q&A
株主様からお寄せいただきましたご質問に対する回答の要旨を掲載しています。
事前にいただいたご質問に対する回答の要旨
株主総会に参加できない株主様からもご質問をいただけますよう、事前にご質問を送付いただきました。
事前にいただいたご質問の概要
-
キユーピー 神戸工場の状況を教えてください。
キユーピー 神戸工場は、マヨネーズの主力工場として2017年に稼働を開始しました。工場のコンセプトは、「最新技術を駆使した品質とコストの両立」、「環境に配慮した省エネ設計」、「お客様とのコミュニケーションの場」の3つです。
「最新技術を駆使した品質とコストの両立」では、トラブルを事前に予測して対処を行う予兆管理システムや、マヨネーズで使用しているチューブ容器では世界最速を誇る超高速ラインが、1分間に400本を充填します。これは従来の約2倍のスピードであり、品質とコスト競争力を実現します。
「環境に配慮した省エネ設計」では、 LED照明、自然光や排熱処理の活用で、エネルギーコスト半減を実現しました。
「お客様とのコミュニケーションの場」としては2017年5月より工場見学を行っており、マヨネーズの製造ラインの真上に設置された空中マヨデッキで、間近に見学していただけます。
神戸工場は最新鋭の工場ですが、創業以来の「ものづくり」の原点を常に大切にしながら、未来を切り拓き、国内外のグループを強く牽引していきます。 -
2019年に創立100周年を迎えるということですが、どのような準備をされていますか?
創立100周年の具体的な企画は現在検討していますが、お客様をはじめとしたステークホルダーの皆様に幅広く感謝の気持ちをお届けしたいと考えています。
当社グループはメニュー提案などを通し、サラダを食べる食文化を築くことや、放送開始55周年を迎えた「キユーピー3分クッキング」で毎日の献立つくりに貢献するなど、食に関わる活動を続けてまいりました。また、お母さんコーラス、音楽番組への協賛など、音楽を楽しむ活動も永く続けてきました。
100周年イベントでは、記念レストランや記念コンサートなど食と音楽を楽しんでいただける企画などを考えています。 -
海外でのマヨネーズの展開状況について教えてください。
現在、当社グループでは中国や東南アジアを中心に、KEWPIEブランドのマヨネーズを展開しています。
各国で販売しているKEWPIEマヨネーズは、基本的に日本で製造しているものと同じ配合となっています。また、現地の嗜好やニーズにあわせたマヨネーズも販売しており、いずれも高い評価をいただいています。例えば、中国では甘いタイプのマヨネーズを販売しており、フルーツサラダというメニューによく使われています。
なお、日本や工場を展開している国からの輸出により、アフリカや中東を含めた約40か国でも販売しています。 -
トランス脂肪酸を含む食品について、どのように考えていますか?
トランス脂肪酸は、摂取量が多いと血液中のLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が増えるため、健康への悪影響が指摘されており、当社ではマヨネーズ・ドレッシングを中心にトランス脂肪酸の低減に努めています。農林水産省の2015年度製品実態調査においても、マヨネーズのトランス脂肪酸値は前回の調査値より低減しています。今後も引き続き、トランス脂肪酸の低減に努めていきます。 -
アヲハタ 十勝コーン(缶詰)の販売は再開するのか教えてください。
2016年8月北海道に甚大な被害をもたらした台風の影響により、生産工場が被害を受けたことからしばらく操業ができなくなり、同年9月に関連する商品を休売しました。その後、復旧が進み2017年8月には操業を再開することができ、11月に「サラダクラブ 北海道コーン ホール」100gと50gを、2018年2月より「サラダクラブ 北海道コーン クリーム」を新たに発売しました。
現在は、使い勝手をよくするために缶詰からレトルトパウチに包材を変更しており、ブランドもコーンや豆などの素材シリーズは「サラダクラブ」に統一して展開しています。
当日にいただいたご質問に対する回答の要旨
-
取締役賞与は、どのような基準で決めているのですか?
取締役の賞与は、役位毎に決められた基準額に業績や個人の成果などを加味して決めています。指標としているのは、連結売上高や連結営業利益といった数値目標です。
事業を担当している役員については、事業の売上高と利益の目標を基準としながら、事業の成長に係わる重要テーマを設定し、その進捗や取り組みの状況を加味しています。
取り組みやテーマの内容については、年度ごとに各取締役と代表取締役が面談のうえ設定し、結果について査定を行っています。 -
北米のタマゴ事業について、今後の対策を教えてください。
北米のタマゴ事業が、2017年度△9億円の赤字となったのは、米国の乾燥卵相場が大幅に下落したことが大きく影響しています。2015年~2016年、米国にて鳥インフルエンザが発生し、大幅に鶏の数が減少し相場は上昇しましたが、2017年度は、鶏の数が回復したことにより相場は大幅に下落しました。
北米における原料の仕入れ価格は、餌をベースにしていることから安定していますが、相場と連動する販売価格が下がると利益が減少します。2017年度は、当初タマゴ事業は前年差△14億円の△12億円を見込んでいましたが、コスト改善や付加価値の高い商品の売上拡大などを進めたことにより、△9億円まで改善しました。
2017年度の後半から、相場は前年に対し30%ほど上昇している中、原料を相場と連動する仕入れ価格へ切り替えを進めており、2018年度には△1億円と8億円改善していく見通しです。 -
マヨネーズの味が変わったように感じますが、配合などを変えているのですか?
少しでもおいしく・新鮮につくることができるように、マヨネーズの製法は技術の革新を進めていますが、基本的な配合は変更していません。
しかし、お客様の使い方は変わってきたと感じており、マヨネーズがいろいろな料理に合うという汎用性を利用して、マヨネーズの万能調味料化を進め、テーブルユースからキッチンユースへ用途の拡大を提案しています。
さらに、カロリーやコレステロールなど、健康をテーマにした商品にも力を入れています。いつの時代においても、キユーピー マヨネーズは色あせず、いつでも新しく魅力のある商品として展開していきます。 -
ポーランドの状況や今後について説明してください。
EUについては、西欧と東欧に分けて進めています。西欧ではオランダに販売会社を設けており、オランダを中心に、スペイン、イギリス、ドイツなどへキユーピー マヨネーズの販売を拡げています。東欧については、ポーランドの調味料会社であるモッソ社を買収し、2017年1月よりモッソ・キユーピー・ポーランドという社名で事業を開始しています。2017年度は経営統合に集中しながら、モッソ社が従来行っていたマヨネーズの販売を継続しました。東欧は、マヨネーズの使用量が大きく、ポーランドは約200億円の市場であることから、まず、ポーランド国内の市場を獲得していきます。
一方、東欧ではドレッシングはほとんど使われず、オリーブオイルやバルサミコといった調味料を使って生野菜が食べられています。そのような市場で深煎りごまドレッシングを展開するため、2018年度から、ドレッシングの製造・販売を進めていきます。 -
容器なども含め、たのしさやおいしさ、わくわくするような高齢者食を考えて欲しいです。
日本では平均寿命が延びていますが、自立して生活できる健康寿命との間には10年近い差があります。健康寿命を延ばすためには、生きがいをもつこと、健康のために運動をすること、栄養を摂ること、この3つが大切だと言われています。食品メーカーとして当社が係われるのは栄養の部分であり、食事のおいしさ、たのしさ、たくさん食べることによって得られる笑顔、このようなことに貢献していきます。
当社の大切にしているテーマとして、タマゴとサラダがあります。栄養バランスの良いタマゴ料理をたのしく食べていただけるようにたくさんのメニューを提案していきます。
また、サラダの中心となる野菜には、いろいろな食物繊維が含まれています。サラダを食べるときの噛むという行為も健康に貢献することから、サラダの提案を引き続き進めていきます。容器や食べ方の工夫を進めると同時に、健康と食についての情報発信も進めていきます。 -
従業員への食に対する意識を高めるような取り組みについて教えてください。
従業員の食に関わる取り組みについては、代表的なものとして、マヨネーズ教室があります。2002年から行っており、小学校の授業の一環として従業員が赴き、子どもたちと一緒に、マヨネーズや野菜について学び、皆でマヨネーズを手作りして野菜と食べるという取り組みを行っています。
参加してみると、最近の子どもの野菜の好みや嗜好が変化していること、マヨネーズをつくるときの目の輝きがすばらしいことなど新たな気付きがあり、「参加して良かった」、「この活動を続けていきたい」と実感しています。
マヨネーズ教室は従業員が中心に進めており、全国の工場や支店から、自ら手をあげて参加し地域の小学校へ赴いています。このような従業員を社内ではマヨスターと呼んでおり、従業員がマヨスターとして参加することで、マヨネーズへの考えを深めてまいります。 -
震災や災害などにより工場が止まることはないのですか、どのような対策を行っていますか?
災害が発生したときには、3つの基本方針に基づいて進めていきます。1つ目は従業員の安全確認、2つ目はお客様への供給責任を果たすこと、3つ目は社会貢献を行うことです。供給責任については、主力商品の製造を関東・関西への2拠点化を進めるとともに、調達先の複数化も実施し、調達から生産・配送まで確認できる「生産状況確認システム」を導入しています。
東京に大きな震災が発生した場合には、早期に本社機能を移転できるように、大阪にバックアップオフィスを設置するため、定期的に訓練を行っています。社会貢献活動の1つとしては、災害地への水やベビーフード、高齢者食など救援物資の検討を行っています。また、近隣の皆さまへの支援のため、各拠点において、水や食料、生活用品などの備蓄を行っています。 -
社会貢献としては障害者雇用があります。雇用率を法定以上にするのは当たり前で、法定以上に雇用するためにどのようなことを行っていますか?
当社グループの障害者雇用については、キユーピーあいという特例子会社において、グループ全体の障害者雇用を促進しています。当社グループの障害者雇用率は3.3%であり、法定の雇用率2%、全国平均1.9%という状況からすると積極的に取り組んでいると思っています。当社グループの障害者雇用の特長は、心の障害も含めて、いろいろな立場の方が働いていることです。このことは、2003年からキユーピーあいを中心に、グループで共有してきた結果であると思っています。
今後も、当社の創始者である中島董一郎からの教えでもある「社会や人にとってもやさしい会社」をめざしていきます。 -
マヨネーズ教室の活動において、アレルギーを持つ子どもへのケアは大丈夫ですか?
アレルギーについては、たいへん慎重な対応を行っています。マヨネーズ教室は全国で年間300~400校で実施していますが、各校に対して、使用する食材や調理するメニューをあらかじめお伝えしたうえで、アレルギーを持つお子様の状況などを担当の方や担任の先生、ご家庭も含めて問題の有無を確認しています。
第104回定時株主総会(2017年2月開催)
開催日 | 2017年2月24日(金) |
---|---|
開催場所 | 東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区) |
開催時刻 | 10:00 |
終了時刻 | 11:56 |
出席株主数 | 4,829名 |
関連資料
招集通知
第104回定時株主総会招集ご通知(2017年2月24日開催)(2.1MB)
2016年度 事業活動報告(2015年12月1日~2016年11月30日)(2.9MB)
2016年度 法令および定款に基づくインターネット開示事項 (362KB)
- 業務の適正を確保するための体制(内部統制システム構築の基本方針)
- 株式会社の支配に関する基本方針
- 連結株主資本等変動計算書/株主資本等変動計算書
- 連結注記表/個別注記表
議決行使結果
第103回定時株主総会(2016年2月開催)
開催日 | 2016年2月26日(金) |
---|---|
開催場所 | 東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区) |
開催時刻 | 10:00 |
終了時刻 | 11:47 |
出席株主数 | 4,664名 |
関連資料
招集通知
第103回定時株主総会招集ご通知(2016年2月26日開催)(873KB)
2015年度 事業活動報告(2014年12月1日~2015年11月30日)(3.07KB)
2015年度 法令および定款に基づくインターネット開示事項 (382KB)
- 業務の適正を確保するための体制(内部統制システム構築の基本方針)
- 株式会社の支配に関する基本方針
- 連結株主資本等変動計算書/株主資本等変動計算書
- 連結注記表/個別注記表
議決行使結果
※中期経営計画の対象期間は次のとおりです
- 第7次中期経営計画:2012年12月1日~2015年11月30日
- 第8次中期経営計画:2015年12月1日~2018年11月30日
第102回定時株主総会(2015年2月開催)
開催日 | 2015年2月26日(木) |
---|---|
開催場所 | 東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区) |
開催時刻 | 10:00 |
終了時刻 | 11:55 |
出席株主数 | 4,606名 |
関連資料
招集通知
第102回定時株主総会招集ご通知(2015年2月26日開催)(1.9MB)
2014年度 事業活動報告(2013年12月1日~2014年11月30日)(2.2MB)
2014年度 法令および定款に基づくインターネット開示事項 (1.9MB)
- 業務の適正を確保するための体制(内部統制システム構築の基本方針)
- 株式会社の支配に関する基本方針
- 連結注記表/個別注記表
議決行使結果
第101回定時株主総会(2014年2月開催)
開催日 | 2014年2月25日(火) |
---|---|
開催場所 | パシフィコ横浜 国立大ホール(神奈川県横浜市) |
開催時刻 | 10:00 |
終了時刻 | 11:19 |
出席株主数 | 2,624名 |
第100回定時株主総会(2013年2月開催)
開催日 | 2013年2月26日(火) |
---|---|
開催場所 | 東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区) |
開催時刻 | 10:00 |
終了時刻 | 11:53 |
出席株主数 | 3,959名 |
第99回定時株主総会(2012年2月開催)
開催日 | 2012年2月28日(火) |
---|---|
開催場所 | 東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区) |
開催時刻 | 10:00 |
終了時刻 | 11:47 |
出席株主数 | 3,561名 |
Adobe Readerが必要です。