海外における食育活動

マレーシアでの小学生向けサンドイッチ教室

キユーピーの海外事業は事業規模の拡大にともない、各国・地域への影響も大きくなっています。

海外グループ各社が現地に根付いたサステナビリティ活動をそれぞれ推進しています。

ビジネスを展開する地域の方々の「食と健康」に貢献することをめざして、さまざまな食育活動を展開しています。

海外での食育活動例

マレーシア

野菜摂取の重要性や野菜と合わせた朝食の啓発を通して、マレーシアの人々の健康に貢献していきたいと考えています。このような想いから、2017年よりお子さまを対象にしたサンドイッチ教室を継続しています。
この活動では、料理体験を通して子どもたちの食に対する関心を高め、楽しみながら食の大切さを伝えられるよう工夫しています。2024年度は、過去2年オンラインのみで開催していた活動をリアル開催に戻し、地方都市を中心に約700人のお子さまにご参加いただきました。
また、上記の活動に加え、野菜摂取と健康的な食事を啓蒙する活動として、約8,000人の学生に対して健康的でシンプルな食事を提案するリーフレットや商品サンプルの配布を行い、地域の子どもたちの健康増進活動を支援しています。

中国

10年以上に渡り、上海海洋大学と共同研究室を運営しており、そこでの研究内容を発表。正しい知識の啓発活動にも役立てています。また、その協働研究室を通じて、栄養科学・食品科学の研究技術者の養成も行っています。
中国では、「中国の方々の食と健康に貢献すること」をめざし、北京・杭州・広州の工場でオープンキッチン(工場見学)を実施しています。2006年に北京・杭州からスタートし、生野菜を食べる習慣のなかった中国の方々に、キユーピーが蓄積してきた研究成果を活用しながら、サラダのおいしさと健康価値を伝えています。2024年度の開催数は約600回。来場者数も約21,000人を越えました。
3つの工場は、野菜摂取の重要性など食の知識を発信する施設として、中国における「全国食品教育基地」に認定されています。

ベトナム

ベトナムでは、「Salad First with Kewpie」をテーマに、医療機関、及び大学などの学校と連携し、「サラダを通じてベトナムの方々の豊かで健康的な食生活の向上に貢献する」という目標を掲げ、食育活動を進めています。
医療機関のスタッフや大学の学生などを工場に招待し、工場見学やセミナーを通じて野菜摂取の重要性を伝えています。また一部の大学では、ホーチミン教育局の賛同も得て、野菜の栄養知識に関する講義を支援するとともに、学生自らがサラダメニューを作る体験イベントを企画し、野菜摂取の啓発活動を進めています。2024年の実績として、約4,600名の学生と約600名の医療関係者に上記の食育活動に参画いただきました。

キユーピー 食生活アカデミー

キユーピー 食生活アカデミー

キユーピーでは、おいしいごはんのレシピやお料理の楽しさ、環境や未来につながる食生活など、食とそれにまつわる生活について、読み物やレシピ、クイズで楽しく学べるサイトをご用意しています。

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