トップページ > 社会・環境活動の話 > 車イスが届きました!

車イスが届きました!

2010年08月26日

みなさんこんにちは、キユーピー伊丹工場の狩野友美(かのゆみ)です。

「プルタブを集めて車イスを!」キユーピー伊丹地区が取り組む社会・環境活動の一つです。
2004年に北海道にある「リングプル再生ネットワーク」にキユーソー流通システムの名前でエントリーをし、プルタブ回収を開始しました。先日、キユーソー流通さんからついに車イスが届いたという連絡を受け、みんなでお披露目会をしました。

車イスが届きました!

コツコツと地道に集めていたものが、いざ車イスという形になって返ってきた時の喜びは何とも言えないものであり、喜びに満ちた瞬間でもありました。

お披露目会

1個たった0.5gの小さくて軽いプルタブですが、車イス1台に必要な660kg集めるには約6年もの歳月がかかっていました。ちなみに660kgを缶数にすると132万缶分になります。

この長い歳月の中で、たくさんの新しい出会いとつながりができ、プルタブから活動の輪がどんどん拡がっています。
水辺まつりという地域イベントの参加をきっかけに、「協力したい!」と次々に地域住民から声がかかるようになりました。尼崎市立明城小学校からは「93kgあるんですが受け取ってもらえますか?」と連絡が入り、受け取ったこともありました。尼崎市立七松小学校からは環境学習の依頼を受け、子どもたちにプルタブ回収の理解を深めてもらう機会を得たこともありました。伊丹工場近くの居酒屋さんも当たり前のようにプルタブを届けてくれます。財布の中から「はい!」といつも渡してくれる方、「友達や家族と一緒に集めています」と届けてくださる従業員の方もたくさんいます。キユーピー本社や泉佐野工場から、プルタブを持ってきてくださる方もいます。

車椅子
車イスをいただくことはもちろん嬉しいことでありますが、一人一人の行動がなければプルタブは集まりません。
そうした想いがこもっている車イスなだけに、重みと温かみ、愛情が伝わる1台です。

協力して下さっているみなさんに、是非とも車イスを見ていただきたいです。
伊丹工場に来られた時は、是非声をかけて下さいね。


来る9月19日(日)、毎年恒例の水辺まつりが開催されます。
プルタブ回収が活発化したこのイベントで、念願の車イス展示を行うので、水辺まつりにも足を運んでもらえたらと思います。
※水辺まつりは「子どもから大人まで、自然環境に触れながら楽しめるイベント」です。

« 前の記事へ    後の記事へ »

ご意見はこちらへ

この記事へのご意見は、ご意見欄に入力の上、「送信する」ボタンをクリックしてください。
なお、個別の回答は行っておりませんので、ご了承ください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

ページトップへ