卵のひみつと「もったいない」をおいしく。飛田給小学校で出前授業を行いました!
2026.04.10
食育 その他
環境 その他
こんにちは。 キユーピー株式会社 研究開発本部の倉田幸治です。
私は、卵の殻やキャベツの芯といった、グループの主要原料から出る未利用部分をアップサイクルするための研究を行っています。
先日、私たちの拠点「仙川キユーポート」がある東京都調布市の飛田給小学校で出前授業をしました。今回の授業は、以前から「卵殻配合のゴミ袋」の取り組みでつながりがあった調布市役所 資源循環推進課の皆さまのご協力のおかげで実現したものです。
小学5年生の「総合学習」の一環として、3学期の貴重な時間を2回にわたってともに過ごすことができました。
第1弾:卵はどこからくるの?(2月実施)
最初のテーマは「卵はどこからくるのか考えてみよう!」です。毎日当たり前のように食卓に並ぶ卵。それがどこで生まれ、どのような道のりを経てみんなの元へ届くのか。生産から流通までのプロセスをクイズを交えながら学んでもらいました。 子どもたちからは「毎日食べているけど、知らなかった!」という驚きの声も。自分が食べているものの背景を知ることは、食材への感謝や、食の安全安心への興味を持つ第一歩になります。子どもたちの真剣な眼差しがとても印象的でした

卵について獣医師の資格を持つ同僚の木村さんが講義をしました
第2弾:皮も芯も主役!調理実習(3月実施)
約3週間後の第2弾は、子どもたちもお待ちかねの調理実習を行いました。テーマは「おいしく食べてゴミをへらそう!」。 メニューは、野菜の旨みが詰まった「カルシウムもとれる具だくさんチャウダー」です。
普段なら捨ててしまいがちな「野菜の皮」や「芯」。実はここにも栄養や旨みがたっぷり詰まっています。今回はこれらをなるべく捨てずに、工夫して丸ごと使うレシピに挑戦しました。
「ジャガイモの芽には『ソラニン』という毒があるから取らなくてはいけないことを学び、普段の食事もお母さんが、そうしたことまで気をつけて調理してくれているのだと分かった」
「食品ロスは意識するだけでこれだけ減らせると分かったので、これからも実践したい」
そんな声が飛び交う中、教室中が良い香りに包まれました。 「もったいない」を知識として知るだけでなく、「工夫すればもっとおいしくなる」という実体験として学んでもらえたことが、私たちにとっても大きな喜びです。

野菜の芯や皮も丸ごと使って調理実習をしました
自由な発想に脱帽!子どもたちの「食品ロス削減レシピ」
これまで食品ロスについて学んできたことを活かして子どもたちにもオリジナルのレシピを考えてもらいました。大人では思いつかないような、新鮮なアイデアを一部ご紹介します!

子どもたちが考えたレシピ(一例)
皮や葉に栄養があることに着目し、加熱することで安心して食べやすくなるレシピを考えてくれました。加熱することで、硬さの気になる部位も美味しく食べられますね!素敵なレシピをありがとうございました(写真左)。
インターネットや保護者の方へのヒアリングから、普段活用しきれていない大根や人参の葉に着目して考えてくれたアイデアレシピもありました。ご飯もたくさん食べられて、ゴミも減る一石二鳥のレシピですね!ありがとうございました(写真右)。
他にも素敵なレシピがたくさんあり、こちらですべて紹介しきれないのが残念です。
地域と共に、持続可能な未来へ
今回は初の試みでしたが、非常に手応えのある授業となりました。これからも自治体の皆さまと力を合わせ、次世代を担う子どもたちに「食の楽しさ」と「持続可能な未来」を伝えていきたいと考えています。
飛田給小学校の皆さん、素敵な時間を本当にありがとうございました!






