「メリークリスマス!」少し早いクリスマスを子どもたちに届けに行ってきました
2025.12.25
社会 その他
こんにちは。 キユーピー株式会社 マーケティング本部の建守聡子です。
普段は、お客様一人ひとりの暮らしや気持ちに目を向け、その声を商品づくりに生かす生活者調査の仕事を担当しています。
12月上旬、入院している子どもたちに少し早めのクリスマスを届けるボランティアに参加してきました。
当日は、サンタさんやクリスマスツリー、トナカイに仮装し、小児病棟だけでなく、新生児治療回復室(GCU)や新生児集中治療室(NICU)、産科病棟、産後ケアセンターなどを回りました。
鈴の音をシャンシャンと響かせながら「メリークリスマス!」と病室に入ると、驚いた表情を見せる子、にこっと笑ってくれる子、はにかむ子など、思い思いの反応が返ってきました。そうした純粋な表情が、とても心に残っています。
サンタさんは、子どもたちに声をかけながら、名前入りの特製プレゼントを手渡していきました。私はトナカイ役を担当し、主役のサンタさんを引き立てながら、クリスマス気分が少しでも盛り上がるように、ひょうきんな動きで場を和ませました。
今回のボランティア参加には、私自身、特別な思いがありました。私の子どもも、NICUや小児病棟で過ごした経験があります。その経験を通して、病院で治療を受ける子どもたちや、それを支える親御さんたちの気持ちを身近に感じてきました。「病院で過ごす時間の中に、少しでも心がやわらぐ瞬間を届けたい」。その思いが、今回のボランティア参加につながりました。
医療スタッフの方々が日々、命に向き合い忙しく働く中で、その合間に楽しい時間や心がふっと緩む瞬間を届ける役割を、ボランティアが担うことには大きな意味があると感じました。今回のクリスマスが、子どもたちや親御さん、そして医療スタッフの方々にとっても、あたたかい記憶のひとつとして残っていたら嬉しいです。


これまで、献血や母乳の寄付など、自分にできる範囲で社会貢献に取り組んできましたが、「もっとボランティアにも参加してみたい」という思いは、ずっと心の中にありました。ただ、ボランティアを自分で探し、申し込み、準備をするとなると、思っている以上にハードルが高いのも正直なところです。
今回は、会社が提供するボランティア募集の仕組みを利用して参加しました。ボランティアというと少し身構えてしまう方もいるかもしれませんが、この仕組みのおかげで、気軽に一歩を踏み出すことができました。会社が窓口となり、参加希望者と活動先をつなぐこうした機会は、とてもありがたく感じています。
今では、毎月の募集を見るのも楽しみのひとつ。これからも、自分のペースで参加を続けていきたいと思います。






