従業員の「イチオシサラダ」を集めた「サラダを楽しむレシピコンテスト」を開催

2025.12.12

食育 その他

グループ

こんにちは。キユーピー株式会社 広報部の金子悠希です。

キユーピーでは、従業員一人ひとりがより深く「サラダ」や「タマゴ」に向き合えるよう、グループ内横断型で取り組みを進めています。私は2025年度にこの活動にメンバーとして携わってきました。活動の一つとして、「従業員にもっとサラダを身近に感じ、楽しんでほしい」という想いから、国内外のグループ従業員より「イチオシサラダ」のアイデアを募り、グランプリを決める「サラダを楽しむレシピコンテスト」(通称:サラコン)を開催しました。

日本だけではなく世界各国から・・・国境を越える「食卓への想い」

3回目となった今年、集まったレシピの数はなんと891件と昨年の約2.5倍。「どうすれば野菜をもっとおいしく食べられるだろう?」と従業員が真剣に考え抜いたレシピばかりです。キユーピーグループは、世界中に仲間がいます。年々、海外からの応募も増えていて、今年も中国、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナムなどから多くの応募が寄せられました。海外からのレシピには、その土地ならではの食文化が色濃く反映されています。例えば、インドネシアの従業員が考えたのは、現地の焼き鳥「サテ」をサラダにするアイデアです。中国からは、国民食ともいえる「餃子」をサラダと合わせるという意外性の高いレシピも登場しました。応募レシピを見ているだけでも、世界中を旅するような気持ちになれます。

この891件のレシピを皆で一つひとつ丁寧に審査していきました。その中で改めて感じたのは、「生まれた場所や食べてきたものは違っても、大切な人にもっとサラダを食べて健康になってほしいという想いは、驚くほどみんな同じ」ということです。まさに「おいしい」を届けたい想いに国境はないことを実感しました。世界中の仲間と「食」で深くつながっていることを感じ、熱意あるグループの仲間を改めて誇らしく感じた瞬間でした。

「おいしい」の前では、若手も社長も平等?!フラットな試食審査会

試食審査会の様子

その後、従業員による投票を経て最終審査に残ったレシピを「実食」する試食審査会が開催されました。「レシピ考案者の想いを、できるだけ忠実に再現できるように」というプレッシャーの中で、20以上のレシピを完璧に作り上げるため、調理室は常にドタバタな状況です。レシピ上では簡単に思えても、実際に作ってみると崩れやすかったり、火加減の調整が難しかったりと、試作しないと気づけない点が多くありました。しかし、そんな中でもプロジェクトメンバーたちは笑顔を絶やさず、調理を進めました。

審査をするのは、社長や役員、海外本部のスタッフたち。さらに今年は「もっと多様な視点を入れたい」という思いから、公募で集まった若手やキャリア入社のメンバーも審査に参加しました。審査の核心は、「一人の生活者として、本当に食べたいレシピはどれか?」という問いです。役職や社歴といった上下関係は一切関係なく、全員がただ純粋に「おいしい!」という感覚で議論し、投票を行いました。その真剣でフラットな空気感こそが、キユーピーらしさ、つまり「おいしさ」を追求する姿勢を象徴しているのかもしれません。

総合グランプリはお疲れ現代人に寄り添う「サラダ鍋」に!

応募総数891件の頂点に立ったのは、豪華な食材を使ったものでも、プロのような高度な技巧を凝らしたものでもありませんでした。栄えある総合グランプリに選ばれたのは、スーパーで売っているパッケージサラダを、そのまま鍋に入れて煮るだけの「サラダ鍋」(リンクをつける)です!

審査員からは、「仕事で疲れて帰ってきた日でも作れる手軽さ」「野菜をたっぷり無理なく食べられる実用性」「家族みんなで囲んで、ホッとできる温かさ」といった、生活者のリアルな悩みに寄り添う優しさが感じられたという意見が多く集まり、総合グランプリとなりました。

発案者曰く、このメニューは「サラダの手軽さとスープの食べやすさを兼ね備えた、お疲れ現代人のリアルな食卓に寄り添えるサラダ」であり、日常的にお家で食べていたそうです。

あなたの献立作りに寄り添う「サラコン」サイト

キユーピーグループの従業員が、自分や大切な人の幸せを想って生み出した891件の熱意あるレシピ。総合グランプリ以外にも、個性豊かな14の受賞レシピを特設サイトで一般公開しています。「今日は何を作ろうかな?」と献立に迷ったとき、ぜひサイトをのぞいてみてください。

第3回「サラコン」サイト  https://www.kewpie.co.jp/salacon/

入賞レシピ一覧

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