【前編】2社から5社へ拡大!「食品ロスをチャンスに」第2回イベントで生まれた新たな交流の輪
2025.12.02
環境 その他
グループ
こんにちは。 キユーピータマゴ株式会社 サステナビリティ推進課の賀 勝捷です。
2024年、私たちは株式会社ニチレイフーズ様と「おいしく楽しく! 食品ロスをチャンスに」というテーマを掲げ、食品ロス削減イベントの第一歩を踏み出しました。お互いの会社のもったいない食材を使ったお互いの社員食堂での交流会です。あれから1年、今年も10月30日の「食品ロス削減の日」に合わせ、第2回となるイベントを開催。参加は昨年の2社から、資源循環パートナーである株式会社エフピコ様、株式会社ネクアス様、そして食品提供にご協力いただいた株式会社加藤美蜂園本舗様を加えた計5社へと協働の輪が大きく広がり、テーマである「食品ロスをチャンスに」をさらに力強く、多角的に発信するイベントとなりました。

後列左から加藤美蜂園本舗 加藤さん、キユーピータマゴ賀、エフピコ桂川さん、ネクアス櫻井さん、ニチレイフーズ 越川さん、前列左からキユーピータマゴ柴田さん、ニチレイフーズ 山元さん
私がサステナビリティ担当部署に着任したのは、昨年10月のこと。残念ながら第1回イベントには参加できませんでしたが、「おいしく楽しく」熱気に満ちたイベントだったと耳にし、「来年こそは参加したい!」と強く願っていました。
今年は両社とも人事異動があり、初めてイベント運営に携わるメンバーが多い中でのスタート。私自身も「この新しい仲間たちと今年も絶対に成功させよう!」と決意し、ニチレイフーズ様のサステナビリティ推進部と共に「昨年の熱量をどう引き継ぎ、さらに何ができるか」を議論しました。「食品ロス削減」という共通のゴールに向かう中で、両社の想いが共鳴し、生まれたのが、新たなテーマ「資源循環」です。

各社から提供された「もったいない食材」を活用して11種類のアレンジメニューが並びました
イベントの目玉は、各社から提供された「もったいない食材」を活用したビュッフェです。キユーピーグループからは、サラダ、タマゴ、豆類、ジャム、お酢商品といった商品の製造工程で発生した端材や規格外品、ニチレイグループ様からは、製造端数品や流通時に外箱が破損してしまった冷凍食品、そして、新たに参加された加藤美蜂園本舗様からは、はちみつやケーキシロップの製造端数品などです。これらを社員食堂を運営している富士栄食株式会社様が見事なアレンジメニューに仕上げてくださいました。これらの食材は品質に問題はなく、見た目や規格の問題、製造過程での端数品など、通常の流通では扱いにくいものばかり。参加者からは「こんなにおいしいなんて!」「これが規格外品だなんて信じられない」といった声が続出しました。
今年は昨年を上回る約150名の方々にご参加いただき、会場は熱気に包まれました。5社それぞれのブースでの「体験」と部署や会社の垣根を超えた「交流」を通じて、「これはすごい!」「自社でも何かできるかも?」といった会話が弾み、サステナビリティを軸にした新たなコミュニティが生まれる瞬間を目の当たりにしました。

仙川キユーポートでの夜のイベント風景、交流を楽しみました
今回のイベントで広がった「資源循環」の取り組みについて、次回のブログ(後編)で詳しく紹介します。
お楽しみに!






