府中環境まつりに出展しました
2025.11.13
資源の有効活用
環境 その他
食育 その他
こんにちは。 キユーピー株式会社 中河原工場の橋本賢哉です。
府中市にある中河原工場は、「府中市における2050年二酸化炭素排出実質ゼロに向けた協働に関する地域協定」を締結しています。同じく協定を結んでいるパートナー企業と一緒に10月5日(日)に開催された「府中環境まつり」に今年も出展しました。
「府中環境まつり」は、市民団体や行政等が連携し、市民が環境について楽しみながら学び考えることを目的として、府中駅前けやき並木通りで開催されるイベントです。工作やワークショップなどの体験コーナー、クイズラリー、ステージイベントなどが催され、環境問題への意識を高める貴重な場となっています。
今年の私たちは、「資源循環」をテーマにした展示を行い、キユーピーグループの資源循環に関するさまざまな取り組みの紹介と展示横のテントで「キユーピーさんのSDGsを知ろう」というテーマで講義を実施しました。4回予定した講義は参加希望者が多かったため、急きょ8回に増やしました。

SDGsについて講義をしている鬼島さん
展示内容は以下の通りです。
・ジャム由来のアルコールを使用したウェットティッシュ(アヲハタ)
・卵殻を活用した4品
元気な骨(キユーピー)
環境に配慮したゴミ袋とエコチョーク(キユーピータマゴ)
醸造酢に卵殻を溶かして作った酢酸カルシウム液「養活酢」(キユーピー醸造)
・野菜の芯からうまみを取った「コープ・デリスープ」(デリア食品)
講義を担当した鬼島さんは、ジャム由来のアルコールを使用したウェットティッシュという言葉の響きに驚きの声があったことや、子どもたちに卵殻を使用したエコチョークで自由に絵を描いてもらったことで「知育要素のある資源循環製品だな」という気づきがあったという感想を持ったそうです。低学年以下の参加者は「講義内容を難しいと感じてしまうかもしれないけれども、いつか大きくなった時に『むかしキユーピーのブースで言っていたのは環境保全の取り組みのことだったんだな』と少しでも思い出してくれて、未来への興味を持つきっかけになれたら」という想いで講義に臨んだとのことです。

エコチョークでお絵描きをする子ども
橋本は、講義開催前は「歩きながら展示を眺める感じ」で椅子に座って講義を聞いてくれる人は少ないと予想していましたが、「次は何時からですか?」と積極的に聞かれるなど、会場に足を運んでくださった方々の環境に関する関心の高さに、正直驚きと手応えを感じました。講義の参加者にアヲハタ提供の「ジャム由来のアルコールを使用したウエットティッシュ」と「エコチョーク4色セット」をプレゼントし、喜ばれたこともうれしく思いました。また、府中市と協働で実施しているSDGs教育の取り組みについて、モニターを使って紹介を子どもたちが熱心に見学し、環境問題について楽しみながら学んでいる様子が印象的でした。

キユーピーの展示と講義を実施したテント
これらの展示や講義を通して、食品製造過程で出る副産物を有効活用する取り組みについて来場者の皆さんに知っていただく機会となり、とてもよかったです。これからも中河原工場は、地域に根差し、パートナー企業とともに持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきます。






