発売から55周年「アヲハタ 55 イチゴ」に季節に合わせた2種類が誕生!(第1回)

2025.10.16

食育 その他

グループ

こんにちは。 アヲハタ株式会社 広報室の川澄三千代です。
みなさんは「アヲハタ」と聞いてどんな商品を思い浮かべますか?
多くの方が「アヲハタ 55」ジャムを思い浮かべるのではないでしょうか。
その「アヲハタ 55」は、2025年に発売55周年を迎えました。

現在、日本で販売されているジャムは甘さを抑えた低糖度が主流ですが、もともとジャムはフルーツの保存食で、糖度65度以上の高糖度が主流でした。高度経済成長期後、嗜好が多様化し、より素材を生かした味が好まれ、甘さの強いジャムは徐々に敬遠されるようになりました。そこでアヲハタは世界に先駆けて低糖度ジャムの開発を進めました。当時のジャムの規格から外れるうえに、技術的にも困難とされていた糖度が低い新しいジャムを作ることは容易ではありませんでした。そして試行錯誤の末に1970年、日本初の低糖度ジャム「アヲハタ 55」が誕生しました。

商品名の「55」は、発売当時の糖度が55度であったことが由来です。その後もお客様の嗜好の変化に合わせて糖度はさらに低くなっていき、今ではイチゴであれば44度になっています。

発売当時の「アヲハタ 55」

その「アヲハタ 55 イチゴ」が「季節にあわせた2種類」になったことはご存知でしょうか?
皆さんも思い当たることがあるかもしれませんが、人は季節によって求める味が異なると言われています。例えば、暑い真夏にはさっぱりとした味を好む方が多くなり、一方、寒くなってくると濃厚で芳醇な味を好む方が多くなります。この点に着眼し、「アヲハタ 55 イチゴ」は日本で初めて季節に合わせたおいしさを実現しました。2月には春夏限定の「さわやかブレンド」を発売しました。現在は、秋冬限定の「濃厚ブレンド」が店頭に並んでいます。ぜひチェックしていただけると嬉しいです。

季節にあわせた2種類を誕生させることができた背景には、アヲハタが長年取り組んでいる2つの要素があります。次回のブログで、この2つの要素について紹介します。

●アヲハタ株式会社https://www.aohata.co.jp/
みかんの缶詰加工とオレンジママレードなどのジャム類の製造を目的として、1932年に広島県竹原市忠海で創業したアヲハタは、現在めざす姿に「フルーツのアヲハタ アヲハタはフルーツと自然の実りの価値をお届けし、心弾む豊かな生活シーンを彩ります」を掲げています。

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