未来を育む小さな一歩 ~社会貢献活動で感じた確かな手応え~

2025.09.19

社会 その他

環境 その他

こんにちは。 株式会社トウ・ソリューションズ 管理部の片方幸子です。

社会貢献に関心はあっても、最初の一歩が難しいと感じる人は少なくないと思います。私自身も、かつてはそうでした。

今回、キユーピーグループのマッチングギフト制度「QPeace(キユーピース)」で支援している「そらべあ基金」と「あすまるさんキッチン」のイベント準備に、ボランティアとして参加しました。その中で、社会貢献の新たな側面を体験することができました。

社内募集がきっかけとなり、社会貢献がぐっと身近に感じられ、行動に移しやすくなったと実感しています。各団体の想いに共感しながら準備を進める中で、参加者の皆さんの笑顔につながるイベントの成功に、微力ながらも自分なりにバトンをつなぐことができたことを、とても嬉しく思っています。

未来への希望を育む「ソーラーLEDちょうちんづくり」

「学びのフェス2025夏」に出展した「そらべあ基金」の「ソーラーLEDちょうちんづくり」で、会場設営と資材準備を担当しました。兄弟ホッキョクグマ「そら」と「べあ」の物語から、地球温暖化について学んだ子どもたちの絵を会場に飾り付けました。自由で躍動感あふれる絵からは未来への希望が感じられ、スタッフとの会話も弾みました。

工作資材の準備では、ちょうちんの一片に合わせた切り取り線入りのマスキングテープなど、子どもたちが貼りやすいような細やかな工夫に触れることができました。私自身も実際にソーラーLEDちょうちんを作ってみたことで、子どもたちと同じ視点で自然エネルギーを楽しく学ぶことができ、未来のために活動することの尊さを改めて実感しました。

地球温暖化について学んだ子どもたちの絵とソーラーLEDちょうちんが会場を彩りました

作り手の情熱が息づく「あすマルシェ」の商品たち

「あすまるさんキッチン」が行う「あすマルシェ」の商品準備では、規格外の農産品を活かした加工品を瓶に詰めたり、ラベルを貼ったりしました。食品表示ラベルには、こだわり野菜のユニークな品種名が記されていて、手書きの商品ラベルからは作り手の温かい心と愛情がひしひしと伝わってきました。

特に印象的だったのは、商品ラベルを丸型にしている理由でした。ピクルスを詰める瓶にもジェラートの蓋にも貼りやすく、どんな商品にも合わせやすい汎用性があります。さらに、シンボルツリーであるヤマモモのデザインがオリジナリティを際立たせています。

緻密なデザインと実用性を知ることで、一枚一枚のラベルを貼る作業にも、より心を込めることができました。作り手の情熱や工夫に触れ、食品ロス問題への意識もさらに高まりました。あすまるさんキッチンの皆さんとの交流を通じて、将来のビジョンや前向きな心意気に触れ、大きな刺激を受けました。

丁寧にラベルを貼る様子と、手仕事の温もりあふれる完成品

社会貢献は、日常の一歩から

今回の経験から、社会貢献は日々の小さな意識や行動の積み重ねで、誰にでもできるものだと気づきました。これからも積極的に活動に関わっていきたいと考えています。
社会貢献活動は、決して特別なことではありません。皆さんも、身近なところから一歩を踏み出してみませんか。その一歩が、新しい発見や感動につながるはずです。

●そらべあ基金
ホッキョクグマのキャラクター「そら」と「べあ」をシンボルキャラクターに、再生可能エネルギーの普及・啓発活動や未来を担う子どもたちへの環境教育などを行っています。
https://www.solarbear.jp/

●「そらべあ基金」イベント当日のブログ
https://www.kewpie.com/blog/2025/09/3836/

●あすまるさんキッチン
農家支援とフードロス削減をテーマに、規格外などで出荷できない食材を「日持ちのするおいしい食品」に加工して、食卓に届ける活動を行っています。
https://www.instagram.com/asumarusun/

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