笑顔あふれる「あすマルシェ」で体感!規格外野菜がつなぐフードロス削減の輪
2025.09.17
社会 その他
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こんにちは。 三英食品販売株式会社 営業部の岩間久美子です。
先日、「あすまるさんキッチン」の「あすマルシェ」に、ボランティアとして初めて参加しました。
当日は、今夏最高気温に迫る40度近い猛暑にもかかわらず、会場のアグリス成城には多くの方が訪れ、とても活気にあふれていました。
形は不揃いでも、愛情とこだわりが詰まった野菜たち
ここでは、普段スーパーではあまり見かけない、形や大きさが不揃いな野菜たちが主役です。少し曲がったキュウリや、個性的なジャガイモやトマト。形が悪いだけで廃棄されてしまうこともあるそうですが、どれも農家さんが安全・安心にこだわって育てた、愛情たっぷりの野菜ばかりです。
「このお野菜のファンなのよ」と話すリピーターのお客様も多く、食を通じて人と人がつながり、地域が温かくなる様子を肌で感じることができました。
今回のマルシェは、単に野菜を買う場所ではなく、「もったいない」を減らすことの重要性や、これからの食育・食環境について考える貴重な機会となりました。この素晴らしい取り組みを、もっとたくさんの人に広めていきたいと強く感じています。
ちょっとユニークな見た目も魅力のひとつ。おいしさと想いがぎゅっと詰まっています
温かい人たちとの出会い
私がボランティア参加を熱望したのは、世界を旅する料理研究家・ヤミーさん、親子3代の料理研究家・ほりえさわこさん、そしてヘルシー料理研究家・中元千鶴さんという、個性豊かな3名の料理研究家が立ち上げた活動だったからです。
当日は特に楽しみにしていたことがありました。ほりえさわこさんのお母様で、長年「キユーピー3分クッキング」に出演されている著名な料理研究家・堀江ひろ子さんにお会いできることです。ドキドキしながらお話しし、写真も一緒に撮っていただけて、本当に嬉しかったです。
著名な方々が、フードロス削減という社会課題に真剣に向き合い、温かい雰囲気で活動している姿を間近で見ることができ、私にとって大きな勇気となりました。
野菜の魅力を伝えながら、来場者と交流。温かい人のつながりがあふれるマルシェのひとコマ
「あすマルシェ」は、私にとって単なるボランティア活動以上の、大きな気づきと感動を与えてくれました。形は不揃いでも、安全・安心にこだわって育てられた野菜が、愛情を込めて加工され、多くの人々のもとへ届けられる。この素晴らしい循環を目の当たりにし、私たちは普段、どれだけ無意識に「もったいない」を生み出しているのかを改めて考えさせられました。
今回の経験を通して、フードロス削減という社会課題を自分ごととして捉え、食の大切さや生産者の方への感謝を、次世代に伝えていきたいと心から感じました。
出会いを大切にし、小さな一歩からでも、この輪を広げていき、「食」を通じてできることを探していきたいと思います。
●あすまるさんキッチン
農家支援とフードロス削減をテーマに、規格外などで出荷できない食材を「日持ちのするおいしい食品」に加工して、食卓に届ける活動を行っています。
https://www.instagram.com/asumarusun/