都会の真ん中で「耕す」を体験
2025.09.03
食育 その他
社会 その他
こんにちは。 キユーピー株式会社 サステナビリティ推進部の原貴子です。
8月初めの週末にTENOHA代官山で、「SHIBUYA Urban Farming Project」が主催する「シブヤで農体験!〜Farm to Table〜」を開催しました。”シブヤを耕す。”をテーマに、子どもが野菜と触れ合える機会の創出と、野菜とキユーピー マヨネーズをもっと身近に感じてもらうことをめざしたイベントです。2日間で計4回、65組の親子が参加。子どもたちに「知識を耕す」「触れるを耕す」「味覚を耕す」を体験してもらいました。
知識を耕す
「アーバンファーミングって聞いたことありますか?」
世界各地で広がる活動の紹介に、子どもだけでなく周りで参観している大人も興味津々。「都会でみんなで野菜を作ることには、どんな意味があると思う?」という質問に、一生懸命に考えて答えてくれる子どもたち。周りの大人の皆さんにも一緒に手を挙げて答えてもらいながら、ドキドキの授業が進んでいきます。皆さんの答えの中から、「食料自給」「健康」「環境」について詳しくお話して、知識を耕しました。
触れるを耕す
続いて、アーバンファーミングを体感してもらう、野菜の収穫体験です。
レタス、ミニトマト、ししとうを収穫しました。手でもぎったり、ハサミを使ったり、野菜によって収穫の仕方が違います。きゅうりも収穫予定だったのですが、このところの猛暑でうまく育たず、断念。アーバンファーミングや農業では避けて通れないことも知ってもらいました。
味覚を耕す
野菜の収穫を終えたら、マヨネーズの歴史、マヨネーズは何からできているかクイズや、どんな食べ方が好き?といった質問。他の調味料とまぜる「まぜマヨ」を紹介して、食べたい気持ちが高まったら、いよいよ「味覚を耕す」時間です。先ほど収穫した野菜を自分たちでカットして、サラダを盛り付けていきます。野菜の切り方や盛り付け方に子どもたちの個性があふれました。盛り付けたサラダと一緒に、みんなで記念撮影をしたら、お待ちかねの「いただきます!」枝付きで完熟したミニトマトの甘さや、生で食べるししとうの味に、さまざまな感想が飛び出しました。
イベントの最後は、お土産のフィルムプランターへ種の植え付けです。実った後に収穫せずに種を取り、翌年も種まきして野菜を育てることのできる種です。それぞれのお家で、アーバンファーミングの一歩目が始まることに、ワクワクしました。おいしく食べるために都会で楽しく野菜を育てる活動、みなさんも体験してみませんか?