食糧学院・キユーピータイアップ企画「withベジタブル」レシピコンテストを開催!

2025.07.30

食育 その他

こんにちは。 キユーピー株式会社 サステナビリティ推進部 食と健康チームの中根麗です。
私たちは野菜摂取量不足という社会課題に取り組んでいます。厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取量は350gですが、現状では全世代平均で約90g、特に若年層では平均で100g以上不足しており、若年層における課題が顕著です。
この課題解決のため、キユーピーでは「withベジタブル」という考え方を推進しています。これは既存のサラダという形にとらわれず、日常の食卓に手軽に野菜をプラスする新しい野菜の食べ方提案です。

そして今回、将来の「食のプロ」を育成する食糧学院と連動し、「withベジタブル」レシピコンテストを企画しました。普段接することの少ないZ世代との接点を創出し、彼らならではの自由な発想による野菜摂取の提案を引き出すことを目的としました。

調理工程審査時の様子

コンテストでは、味や見た目だけでなく、新しさ、手軽さ、栄養機能、調理工程、プレゼンテーションの7項目で審査を実施。学生たちは自らの経験や専門知識を活かした個性豊かなレシピを披露してくれました。

受賞作品 左から「サラダ温on the PIZZA」「野菜串で食べる麻辣担」「夏野菜と鯖のブルスケッタ」

キユーピー大賞に輝いたのは調理校の水野桃花さんの「サラダ温on the PIZZA」。野菜の甘みを引き出す工夫や素材に対するこだわり、調理工程などすべての項目で高い評価を獲得しました。キユーピー賞は、四川出身の留学生ならではの視点で、新たな食文化を創出した調理校・黄翔さんの「野菜串で食べる麻辣担」と、和洋の調和がとれ、栄養バランスに優れた栄養校・右近葵さんの「夏野菜と鯖のブルスケッタ」です。

大賞受賞者と審査員のコメント

水野桃花さん(写真左)
キユーピー大賞ありがとうございます。家族や友人と囲む食卓に手軽にサラダを取り入れる工夫を考え、みんなが好きなピザと温野菜を合わせたアイデアを形にしました。コンテスト当日は他の個性豊かなレシピも試食でき、とても良い刺激になりました。

平形 清人さん(写真右)
キユーピー研究開発本部 コーポレートシェフ
野菜が主役の素晴らしい料理の数々で、素材の持ち味を最大限に引き出すための工夫と技術には目を見張るものがありました。おいしさだけでなく、栄養面への配慮、さらに食シーンの提案までされており、そのこだわりとアプローチに深く感銘を受けました。

このコンテストを通じて生まれたZ世代の「withベジタブル」提案は、若年層との接点としてこれからも活用を検討していきます。キユーピーは今後も「野菜をもっと身近に、もっと気軽に楽しむ提案」を通じて、野菜摂取量不足解消に向けた取り組みを続けていきます。

前の記事へ TOPへ 次の記事へ
ページの先頭に移動する