旬の恵みを活かす、サステナブルな食の循環
2025.06.05
環境 その他
こんにちは。 株式会社サラダクラブ サステナビリティ担当です。
6月は環境月間です。私たちの食卓と環境との関わりについて考えてみませんか。
サラダクラブでは、現在のレタス類の豊作を受け、6月1日から7月中旬頃までの期間限定で、レタス系3商品を25%増量してお届けする特別企画を実施しています。この春、天候不良により契約産地では大幅な不作に見舞われ、約4カ月間にわたり一部商品の内容量を減らして販売することで欠品防止に努めてまいりました。しかし現在は好天に恵まれ、レタス類が豊作となっています。気象状況によって野菜は豊作不作が左右されてしまうので、サラダクラブでは、内容量の増減や価格改定によって供給を調整しています。
左から 増量商品「カットレタス」「リーフミックス」「リーフミックス ビッグパック」
今回の増量企画には、2つの目的があります。
1. 収穫最盛期の新鮮で風味豊かなレタスを、より多くのお客様に楽しんでいただきます
2. 原料使用量を増やすことで、パートナーである生産者の方々の生産体制維持と経営安定化に貢献します
店頭では、増量されたレタスを活用できるさまざまなアレンジレシピもご提案しています。旬の恵みを余すことなく楽しむことは、家庭でのフードロス削減にもつながります。レタスをたっぷり楽しめる主食、主菜、副菜のメニューを幅広くご用意しています。
左から「レタスと梅のチャーハン」「リーフミックスとぶりのレンジ蒸しドレッシングがけ」「リーフレタスとえびの中華風」
サラダクラブでは環境月間にとどまらず、一年を通じてサステナブルな取り組みを推進しています。生産者との顔が見える関係を基本として、産地とのコミュニケーションを大切に、お互いにWIN-WINの関係を築くことを心がけています。「Grower of Salad Club」は、日頃お世話になっている契約産地の方々へ感謝の想いを伝えることを目的とし、2017年から毎年実施している表彰制度です。第9回となる2025年4月には、全国約400の契約産地の中から、主要原料(キャベツ、レタス、ロメインレタス、サニーレタス、グリーンリーフレタス)の品質や原料の安定供給の観点から特に多大なご協力をいただいた6産地を「最優秀賞」、14産地を「優秀賞」、12産地を「功労賞」として表彰しました。
第9回「Grower of Salad Club」表彰式の様子
また、工場で発生した野菜の未利用部を堆肥化し、その堆肥で野菜を栽培する仕組みづくりで、循環型農業を進めています。さらに鮮度保持技術の向上によるパッケージサラダの消費期限延長により、販売店や家庭での廃棄を低減したいと考えています。 私たちは、これからも生産者とお客様をつなぐ架け橋として、旬の恵みを活かした商品提供と持続可能な農業支援に取り組んでいきます。
この環境月間、旬のレタスを通じて、食と環境の関わりについて考えるきっかけにしていただければ幸いです。
●株式会社サラダクラブ https://www.saladclub.jp/
野菜の鮮度とおいしさにこだわり、洗わずにそのまま食べられる「パッケージサラダ」を製造・販売しています。キユーピー株式会社と三菱商事株式会社の共同出資により1999年に設立しました。利便性と価格が一定という経済性が評価され需要が拡大しているパッケージサラダ市場で、サラダクラブは国内最大のシェア(金額)*を占め、販売店舗数は18,380店(2024年12月現在)となっています。*マクロミルQPR(サラダメーカー別 2024年3月-2025年2月)