2009年12月15日
みなさんこんにちは、伊丹工場の狩野友美(かの ゆみ)です。
【12月5日(土)曇】
今日は大根の収穫の日です。
尼崎市民農園で大きく育ち、収穫時期をむかえた大根を「NPO法人 まいど いん あまがさき」の方と一緒に引き抜いてきました。1ヵ月前とは比べ物にならないくらい大根の葉が青々と茂り、盛った土からは、いかにも大きそうな大根が顔を出しています。前日の雨のせいか、土がやわらかくて何とも言えない抜き心地でした。収穫した大根は形も大きさも見事で、このあとの餅つき大会に提供されます。
晩秋から冬にかけて急成長をする大根・・・ 自然の力強さのようなものを感じました。



「餅つき大会」は、水辺まつりをきっかけに知り合った「社会福祉法人さくらんぼ」さんが主催するイベントです。「さくらんぼ」さんは、精神障がい者(=疲れやすい人、ストレスに弱い人)支援を目的に、情報や活動を発信する団体です。餅つき大会は、この活動に賛同する様々な団体の方が一致団結して開催している、人にも街にも優しい行事です。
途中、「さくらんぼ」さんで働く方による手作りの豚汁をいただきました。私が席につくと、お椀に豚汁をあふれんばかりに盛り、お箸をきれいに並べて、温かいお茶を出しくれるという振る舞いを前後左右から総出でしていただき、思わず笑みがこぼれてしまいました。必死に対応してくださっている姿から、彼らにとって、この一つ一つの行為が働く喜び、人と関わる喜び、共存している喜び、感謝される喜びであるのかなと感じました。そんな思いや愛情がこもっていた豚汁、心も体も温かくしてくれました。
自然や人、地域住民と触れ合う有意義な1日を過ごすことができました。
【12月12日(土)晴れ】
11月から始めた市民農園での農作業。今年最後に、玉ねぎの様子を見てきました。苗植えの時は、横に倒れ気味であった苗も、しっかり根付き立ち始めていました。
これから来年の夏に向けて、定期的に肥料を与え栄養分を吸収させながら、季節の変化とともに一人前の玉ねぎになっていく様子を見守りたいと思います。
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