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容器包装のリサイクルに伴う委託費用の申請

2009年12月16日

こんにちは キユーピーの佐々木です。

昨年もこの時期だったのですが、容器包装のリサイクルに伴う委託費用の申請にむけた対応が今週から本格的にスタートしています。

日経エコロジー2010年1月号の特集【環境規制の「いま」】では、主婦363人が選んだ「今後の動向が気になる環境規制」の第3位に容器包装リサイクル法がランクインしていました。51.0%、半数以上の主婦が関心を持っている規制ということで、企業としてもしっかり対応する必要があると改めて感じています。
(ちなみに1位は鳩山政権が検討中の地球温暖化対策推進基本法で、2位は家電リサイクル法でした。)

委託申請のためのパンフレット

さて、委託費用の申請のためには、昨年度販売した商品の容器包装の重量を把握する必要があります。(その実績にもとづいて、委託費用を計算しています。)

一つひとつの商品それぞれに使われている容器包装の種類や重さを確認し、最終的に材質ごとに合算します。キユーピーの場合、確認しなければならない商品は3,500品以上。一つの商品には複数の容器包装(大体は容器本体のほか、キャップ、中栓、外袋もしくは外箱など)が使われているため、それぞれについて材質や重量を確認していきます。

もちろん実際の確認は過去のデータがない新しく発売された商品が中心になりますし、そもそも確認自体は関係する部署の担当者にお願いをするわけですが、この時期はそうした取りまとめに追われています。(社会・環境報告書の検討もしなければいけないんですけどね・・・。)


こうして把握したデータを元に、委託費用の計算と申請を行うのですが、せっかくまとめたデータなので、申請のためだけでなく、効果的な容器包装の削減につながるような生かし方を考えていきたいと思います。

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