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環境・社会報告書シンポジウム2009

2009年12月14日

こんにちは キユーピーの佐々木です。

先週、エコプロダクツ2009が開催されましたが、みなさんは行かれたでしょうか。私は11日に行ってきたのですが、大きな目的は昨年同様、「環境・社会報告書シンポジウム」を聞くことでした。

今年で10回目となるこのシンポジウムでは、一般の読者のみなさんを対象にしたアンケートの結果がとても参考になります。昨年も書きましたが、社会から何を求められているか、多くの気づきを得ることができると感じています。

読者アンケートの結果によれば、報告書については、年々ウェブでの閲覧が増えているようです。これは以前からの傾向なのですが、ウェブだからといってやみくもに情報を詰め込むのではなく、冊子同様に情報を絞り込む編集作業が必要だろうという話がありました。

社会・環境報告書2009フルレポート

それ自体はよく分かる話なのですが、読者の幅が広がる中で、「知りたい」情報も様々になっています。そうした細かいニーズにもこたえられるようになるべく多くの情報を掲載するのか、重要な情報に絞り込んでいくのかという判断が難しいと感じています。

特に環境関連の内容については、「プロ用」(という表現をされていたのですが)に編集された内容では専門用語などが難しいと感じる読者も増えてきているため、「誰のための情報か」という部分から考える必要がありそうです。


キユーピーの社会・環境報告書[フルレポート]では、冊子版の[ハイライト]で絞り込みを行っていることもあり、なるべく幅広く情報を掲載することをめざしています。実際に「両方とも閲覧している」読者がどれだけいらっしゃるかは分からないのですが、もし[フルレポート]だけをご覧になる読者が多いようであれば、掲載内容の絞り込みについて、改めて考えてみても良いのかもしれません。

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