2008年12月12日
こんにちは キユーピーの佐々木です。今日は昨日から東京ビッグサイトで行われている「エコプロダクツ2008」に来ています。
午前中は「環境・社会報告書シンポジウム2008」に出席しました。
脱炭素と生物多様性をテーマとしたパネルディスカッションの中で印象に残ったのが、
「生物多様性について、理解の浸透を待ってから行動しようと考えたら、いつまでたってもスタートできない。まずは本業の中で取り組みを一つ掲げてしまうこと。」
という話です。
例として挙げられたのが「生物多様性のためにリユース、リサイクルを推進します」という宣言。
ちょっと聞いただけでは「なぜリユース、リサイクルが生物多様性?」と思ってしまいますが、それをきっかけに両者の関係を考えていくことが生物多様性の理解につながっていく、という主張でした。
少々強引な気もしましたが、意外とその方が取り組みが進むのかもしれません。
(ちなみにリユース、リサイクルの推進は、資源の有効活用を進めることで、資源開発時の環境破壊を減らすことにつながっています。それが現地の生物多様性を保全することになるのです。)
シンポジウム終了後は、エコプロダクツ2008の様々な展示を見て回りました。キユーピーは、去年、今年と出展していないのですが、食に関するブースは年々大きくなっていて、関心が高くなってきているのを感じます。
一方で、毎年ちょっと気になっているのが、多くの企業が配布している手提げ袋です。展示会なのでしかたないのかもしれませんが、もう少し工夫の余地があるような気がします。(資料はPDFでのダウンロードが可能になっているようでした。)
来場している子どもたちの中には、自分の手提げ袋を持っている子もいました。企業としては痛し痒しかもしれませんが、マイバッグ持参のようなそんなことも考えてみると良いのかもしれません。もちろん、もらった袋を持って帰って使うのであれば良いんですけどね。
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