トップページ > 各地の事業所より > 障害者が地域とともに生きる野菜づくり

障害者が地域とともに生きる野菜づくり

2018年08月29日

皆さん、こんにちは。 株式会社キユーピーあい 農業チームの井上です。

キユーピーあいは、2003年12月にキユーピー株式会社の特例子会社 として認定され、色々な能力を持った障害者と健常者が共に働く喜びと自己成長を実感できる会社としてスタートしました。

特例子会社とは・・・障害のある方の雇用の促進、そして安定を図るために設立された会社のこと

9.PNG

障害者の職域や障害特性に合わせた働き方を広げたいと考え、キユーピーあいが農業分野に参入したのは2013年のこと。農作業の工程は細分化しやすく、障害者の「得意」に合わせた働き方が可能です。例えば判断業務の苦手な人には、定植や播種などに集中してもらい、こだわりの強い人には精度の高い仕事をお願いできます。また自然と触れ合う仕事は心身に良い効果をもたらしています。

1.PNG 2.PNG

【写真】左:山に囲まれたキユーピーあいの畑 / 右:きゅうりの収穫

近隣の専業農家にアドバイスをいただいたり、就農者同士の交流、地元の量販店への納品等、地元との絆は一層強くなっています。

3.PNG

【写真】左:地元量販店 ※写真のブースは全てキユーピーあいの野菜 / 右:ホームセンター ※町田の生産者20名くらいが持ち寄っています

キユーピーあいで収穫した旬の野菜は、自社はもちろん、近隣のグループ事業所で定期的に販売するほか、その社員食堂にも登場します。

8月31日「野菜の日」に向け、27日には初めてキユーピー本社のある渋谷オフィスで野菜販売を試みました。夕方の社員食堂に朝採れの旬野菜が並び、オープンから長蛇の列が。従業員の笑顔も溢れました。

キャベツ.PNG

【写真】沢山の種類の朝採り野菜が並び、社内販売は大盛況

土を耕し、野菜を育て、新鮮な野菜を皆さんへ提供しています。キユーピーあいも地域の一員として地域との共生を図りながら、キユーピーあいらしい「やさしさ」の農業を今後も進めていきます。

  • 障害の有無は関係なく、その人が持っている能力を発揮し、働く喜びと自分の成長を感じられるような、誰もが働き続けたい会社をめざします。
  • 今後もさまざまな商品やサービスに「あい」を込めてお届けしていきます。

« 前の記事へ    後の記事へ »

ご意見はこちらへ

この記事へのご意見は、ご意見欄に入力の上、「送信する」ボタンをクリックしてください。
なお、個別の回答は行っておりませんので、ご了承ください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

ページトップへ