食品ロス削減に向け、『年月表示』を開始
2018年08月31日
皆さん、こんにちは。 キユーピー株式会社 高齢者食育推進部の師田です。
- 最近よく耳にする「食品ロス」という言葉。
- 日本国内で、まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」は、年間約 646 万トン※ と推計されており)、食品ロス削減は重要な社会的課題となっています。 ※平成 27 年度 農林水産省、環境省推計
食品業界では、食品ロスの一因として商品の過剰在庫や返品等が挙げられ、これはメーカー(製)、中間流通・卸(配)、小売(販)の全体で取り組む必要があることから、食品ロス削減効果の高い「年月表示化」、「賞味期限延長」、「納品期限緩和」を製配販の三位一体で推進しています。
「年月表示化」については、これまでは月の途中で賞味期限が切れてしまって、食品としては流通・消費できない「廃棄物」になってしまっていたのが、月末までしっかり「食品」として流通・消費することができるようになる取り組みです。キユーピーグループでは、これまでも返品削減、適正在庫の推進、マヨネーズの賞味期限延長など食品ロス削減に取り組んできましたが、今回、キユーピーとして初めて『年月表示』を実施します。
障害者が地域とともに生きる野菜づくり
2018年08月29日
皆さん、こんにちは。 株式会社キユーピーあい 農業チームの井上です。
キユーピーあいは、2003年12月にキユーピー株式会社の特例子会社※ として認定され、色々な能力を持った障害者と健常者が共に働く喜びと自己成長を実感できる会社としてスタートしました。
※特例子会社とは・・・障害のある方の雇用の促進、そして安定を図るために設立された会社のこと
障害者の職域や障害特性に合わせた働き方を広げたいと考え、キユーピーあいが農業分野に参入したのは2013年のこと。農作業の工程は細分化しやすく、障害者の「得意」に合わせた働き方が可能です。例えば判断業務の苦手な人には、定植や播種などに集中してもらい、こだわりの強い人には精度の高い仕事をお願いできます。また自然と触れ合う仕事は心身に良い効果をもたらしています。
【写真】左:山に囲まれたキユーピーあいの畑 / 右:きゅうりの収穫
近隣の専業農家にアドバイスをいただいたり、就農者同士の交流、地元の量販店への納品等、地元との絆は一層強くなっています。
【写真】左:地元量販店 ※写真のブースは全てキユーピーあいの野菜 / 右:ホームセンター ※町田の生産者20名くらいが持ち寄っています
サラダ白書 2018
2018年08月27日
皆さん、こんにちは。 株式会社サラダクラブ 商品部の佐々木です。
株式会社サラダクラブは、野菜の日(8 月 31 日)に合わせ、サラダの食文化の把握を目的とした年次調査を毎年実施し、その結果を「サラダ 白書」として発表しています。
今回は、ダイエットに関する意識や「食」に関するライフスタイルなどについて2,060 人 (20~69歳)に WEB アンケート調査を行いました。 ※2018年度調査概要はこちら
調査結果の一部を紹介します。
- ・ダイエット効果を実感している人ほど「野菜中心の食生活」を意識
- ・女性の7割が何らかの時短支援商品(惣菜、冷凍食品、レトルト食品、カット野菜など)を利用
- ・野菜不足の理由 1位は「野菜の価格が高いから」
- ・パッケージサラダ※ の利用率、利用意向は昨年より増加し、利便性にメリットを感じている人が多い
- ・普段の食生活の中で、時短したいことのトップは「調理をする時間」。特に20代~50代女性で「調理をする時間」を短くしたいと回答した割合が高く、女性の社会進出により働く女性世代で時短志向が高い結果となったと考えられる
※パッケージサラダとは、「野菜などを食べやすくカットした、そのまま食べられるサラダ」のことを指します
8月24日~8月31日 は 「サラダウイーク」
2018年08月23日
皆さん、こんにちは。 キユーピー株式会社 営業推進部です。
8月31日は何の日かご存じですか?
こたえは『野菜の日』。 1983年に全国青果物商業協同組合連合会など9団体が、「もっと野菜のことを知ってほしい」「野菜をたくさん食べてほしい」という想いで「8(ヤ)3(サ)1(イ)」の語呂合わせから制定した記念日です。
日本人の野菜や果物の摂取量は慢性的な不足状態にありますが、野菜摂取意識は依然として高まっています。 そのような中、「野菜の日」は、新しい場面での野菜消費のきっかけづくりとして見直されています。2016 年には、「8月24日=ドレッシングの日」が新たな記念日に制定されました。サラダの上にかけて使うドレッシングのように、カレンダーで 8月31日の真上に位置するのが24日です。
キユーピーグループでは今年から、このサラダにまつわる記念日2つをつなげ、8月24日「ドレッシングの日」から8月31日「野菜の日」までの期間を、新たに「サラダウイーク」としました。
「サラダウイーク」に、夏バテした体をリフレッシュして、秋に向け生活リズムをきりかえる「サラダ習慣」を! 皆さんも、この機会に色々なサラダを楽しんで、健康的な毎日をお過ごしください。
持続可能な物流に向けた、新たな取り組み
2018年08月22日
皆さん、こんにちは。 キユーピー株式会社 CSR部の大島です。
近年の物流業界は、ドライバー不足、物流費の上昇、CO2削減などの課題が深刻な社会問題となっています。安定的な輸送の実現には、持続可能な物流網の構築が必須です。
そのような昨今の物流業界での課題を受け、共通の課題を持っていた、キユーピー、ライオン株式会社、日本パレットレンタル株式会社の異業種3社で、船舶による共通トレーラーを利用した共同幹線輸送を開始します。
船舶へのモーダルシフト、実車率の向上、ムダのない運行、車両の有効活用により、個社単位での輸送時よりCO2排出量を62%以上低減します。
今後も、業種にかかわらずパートナーとなりうる企業と積極的にこの取り組みを広げ、持続可能な物流網の構築を進めていきます。
詳しくは、リリースをご覧ください。
野菜をしっかり食べて栄養についても勉強しよう!
2018年08月17日
こんにちは。キユーピー株式会社 CSR部 食育推進チームの高田です。
8月4日(土)認定NPO法人 フードバンク山梨様主催の「フードバンクこども支援プロジェクト」学習支援時の昼食づくりに行ってきました。今回は社会・環境チームの松原さんと富士吉田キユーピー株式会社の小林さんに協力いただきました。
食を通して健康で豊かな心と身体を育むことを目的に、フードバンク山梨様主催の学習支援の中でキユーピーグループでは子どもたちとの調理実習に取り組んでおり、5回目のとなる今回の昼食づくりは、『野菜をしっかり食べて栄養の勉強をしよう!』をテーマに、「具たっぷりサンドイッチ」「野菜たっぷりミネストローネ」をつくりました。ズッキーニやナスといった夏野菜も取り入れ、旬の野菜についても学びながらたくさんの野菜を食べることができました。
- 「こんなにたくさんのキャベツ、サンドできる~!?」
- 子どもたちはサンドできないのでは・・・と不安な様子になりながらたっぷりのキャベツをこれでもか!とパンの上にのせていました。なんとかサンドでき、切った断面を見ては歓声が上がりました♪
【写真】パンにたっぷりキャベツをのせて、上手にサンドできました!
地域にしっかりと根づく、子ども食堂
2018年08月16日
こんにちは! キユーピー株式会社 CSR部の大串です。
4月26日と7月13日のブログでもご紹介しましたが、「子ども食堂」をはじめとした食を通じた地域の居場所づくりへの理解を深めるため、従業員が自ら手を挙げて子ども食堂へ出向き、ボランティアとして参加する活動を行っています。
第3回目となる7月31日は、再び一般社団法人 寺子屋いづみさんが運営されている「寺子屋 子ども食堂」へキユーピーの社員がボランティアで行き、調理を担当する前半4名、メンバー入れ替えで配膳を担当する後半5名が参加しました。
全国で急激に拡大を続けている子ども食堂ですが、新たに立ち上げた団体の皆さまが苦労されていることの一つに、'食材やボランティア人材の不足' があるそうです。そのような中、「寺子屋 子ども食堂」は地域にしっかりと根づき、食材もボランティアも自然と集まっているという特長があります。そういった点についても、代表の岩岡いづみさんから丁寧にお話をしていただき、メンバーと共に理解を深めることができましたので、参加したメンバーからの感想をご紹介します。
【写真】階段を上がって2階が会場
- キユーピー株式会社 経営推進本部の翠(みす)です。
- 前半の調理を担当しました。「寺子屋 子ども食堂」は、昨年10月から月1回で開催されている子ども食堂で、母体は 「寺子屋いづみ」 という35年も前から地域の様々な子どもたちを受け入れてきた学習塾です。器具や食材はほとんど寄付、調理やチラシ作製はボランティアでまかなわれているということで、35年間で培われてきた人と人の絆がしっかりと機能している印象でした。
一方、環境面では小さな子供では上がるのが難しいような狭くて急な階段や給湯器がなかったり、電気設備が不十分なために調理中はエアコンを消しての作業だったり・・・ボランティアの方々も利用者も安心して過ごせる環境になるには、まだまだ道のりが遠いように感じました。
【写真】『キユーピーみらいたまご財団』の助成金で整備した水回り
【写真】調理台代わりのテーブル
平成30年7月豪雨災害 社内での募金活動ご報告
2018年08月06日
キユーピー株式会社 経営推進本部です。
7月初旬に始めた社内での募金活動が7月末で終了いたしました。渋谷本社と仙川キユーポートの2ヶ所で、集まった義援金は165,881円。
3日(金)、日本赤十字社への振り込みを完了しました。今後、全額が被災された方々のもとに届けられます。
被災された皆さまの一刻も早い復旧、復興を心よりお祈り申しあげます。
従業員の皆さんからのあたたかいご支援、誠にありがとうございました。