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誰もが働き続けたいと思う会社をめざして

2018年06月21日

こんにちは。 キユーピー株式会社 人事本部特命担当の庄司です。

6月13日(水)、株式会社キユーピーあい社長の中林さんと一緒に、慶應義塾大学日吉キャンパスにて、学生さん270名にキユーピーグループとキユーピーあいの障害者雇用の取り組みについてお話しをしてきました。

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【写真】講義が始まる前の教室(壇上の方は中島隆信教授)

この授業は、「障害者の経済学」等を著書に持つ同学商学部の中島隆信教授が商学部の学生向けに2010年に始めた前期13週の「障害者雇用講座」ですが、選択科目にしては学生の人気が高く、2012年には全学部の学生が受講可能になり、毎年300名近い学生が受講しています。人気の理由は、毎週水曜日13回のうち最初と最後を除く11回が、色々な企業の障害者雇用の話が聴けると同時に、その企業自体の概要が聴けるところにあると思います。

私は過去に2012年と2014年に登壇していますが、今回は特例子会社の代表から親会社に戻りグループ全体の障害者雇用担当になるのは前例がないので是非話をして欲しいということでした。

先ず私からキユーピーグループの概要、企業理念、グループ合算での雇用率達成の方法を選ばずグループ各社がそれぞれ高い意識を持って560名の障害者雇用に取り組んでいることをお話しました。

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【写真】障害者雇用率の紹介(グループ合計3.12% ※2018年6月1日現在)

中林さんからは、キユーピーあいの理念、障害者雇用について採用から定着支援、働きやすくなるための環境整備など、さまざまな取り組みについての話を聴いていただきました。

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【写真】中林さんによる講義の様子

学生さん達からは、「親を大切にしている企業理念に感銘を受けた」「その理念のもと、社員も大事にし、色々と創意工夫しながら確りした支援体制を整えていて素晴らしい」「法定雇用率があるから仕方なくではなく、それをはるかに上回る雇用率で、障害者の能力を活かすことを真剣に考え取り組んでいる」「グループ適用しないで、地方の障害者雇用の促進も考えているのは真のCSRで流石だ」等の嬉しい感想が寄せられました。

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【写真】キユーピーグループの理念

今後は、障害者が働くグループ全事業所を訪問し、地域の支援機関、特別支援学校と会社、家庭との繋がりをつくり、確りとした支援体制のもと、障害者がいつまでも活き活きと働き続けていけるように基盤づくりをしていきたいと思います。

<参考>「キユーピー 社会・環境報告書 2018 ダイジェスト」でも、ダイバーシティの取り組みとして障害者が活躍している取り組みをご紹介しています。

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