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あらゆる問題について​『関心を持つ』こと​が​貢献への第一歩

2018年06月14日

こんにちは。 キユーピー醸造株式会社 研究所の三上です。

6月10日(日)、キユーピーグループマッチングギフト「QPeace」で2017年度の支援先である、特定非営利活動法人ACE様の『ACE 20th Anniversary 感謝イベント vol.1 「この世界は生きるに値するすばらしい場所 ~その未来を築くのはわたしたち~」』に参加しました。ACE様は、児童労働撤廃と予防のために活動されている団体です。

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今回のイベントに参加したきっかけは、「子ども」「貧困」という個人的に興味のあるワードがあったことと、ゲストスピーカーとして私の好きなジャーナリストの方々が登壇されるということでしたので、ややミーハーな気持ちで参加しました。少し真面目な話しもしますと、個人的には、シリアや北朝鮮の報道、また内戦や虐殺に関連した映画や本を目にする度に、世界には理不尽に苦しんでいる子どもがいるのだな・・・と、いつも気にはなっていました。関心を持つことが貢献への第一歩と言われますが、なかなか二歩目(行動)まで踏み出す機会もなかったので、これは良い機会だ、ということで参加に踏み切りました。

参加者は100名程度、イベント内容はACE様の活動を題材にしたトーク会、パネルディスカッションで構成されています。児童労働に対する意識改革についてはインドでの興味深いエピソードがありました。

『一人の女児が児童労働から解放され学校へ行き始めた。当初は子ども(特に女児)を学校へ行かせることに対して、家族・親戚は快く思っていなかった。それは経済的損失もあるし、女性蔑視の点からも。しかし、それから1年後、家族はその女児が学校へ行き変わっていく姿を見て、その下の兄弟たちも学校に行かせ始めた。その女児の生き生きとした姿に家族の心境に変化が生まれたようであった。さらにこの家族に限ったことではないが、学校に行き教育を受けた子どもたちは、それ以前に比べてカースト差別意識が薄れていき、それに影響されて大人たちが徐々に変わっていくケースが多いという。』

また、講演の最後にフォトジャーナリスト安田菜津紀さんから示唆に富む言葉がありました。「子どもはその社会を表す指標だと感じる」と。多くの紛争地域や貧困地域を訪れ、多くの現場を見てきた安田さんからの「子どもの顔を見ればその社会の様子がだいたいわかる」という言葉が印象的でした。

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【写真】イベント会場の様子

イベントに参加して「非常に良かった。また行きたい。」というのが率直な感想です。 理由は3つあります。   4.PNG

児童労働のような壮大な問題だけでなく、大小あらゆる問題について『関心を持つ』ことは貢献への第一歩だと言われます。二歩目は何かと言えば『行動を起こす』ことです。今回イベントの案内をいただき二歩目まで踏み出せました。このようなイベントにまた行きたい、それは『継続する』という三歩目を踏み出す気持ちがあるからです。

個人としても、キユーピーグループの一員としても、今後もさまざまな問題に目を向けていきたいと思います。

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