2007年08月09日
こんにちは! 石井 祐子です。
毎日ほんとに暑い日が続きますね。
こんな都会にいても、アブラゼミやミンミンゼミが元気よく鳴いていて、夏本番といった感じでしょうか。
さて、キユーピーグループで作業着の切り替えに伴い、使わなくなった作業着約3,000枚を海外へ送るため、今年の春に認定NPO法人日本救援衣料センターの倉庫にお送りしていました。(作業着で海外支援を・・・その1、その2、その3)
その支援先がようやく決定しました。
キユーピーグループの作業着が送られるのはラオス(正式にはラオス人民民主共和国)。
ラオス赤十字社からの依頼で、首都のビエンチャンから少し離れた山村へ、衣類困窮地域への支援という形で送られます。
昨日(8月8日)、神戸港でバン詰め(コンテナへの積み込み)され、8月11日にラオスへ向けて出航します。

昨日のバン詰め作業に、キユーピー伊丹工場の三木さんが立ち会ってきました。
その三木さんから、さっそく報告のメールもらいましたので、ご紹介します。
キユーピーグループの作業服87箱はコンテナ1本に満たないので、他企業からの寄贈品と一緒に送られる予定です。バン詰めされたコンテナは、明日、港のコンテナターミナルに運ばれて10日に入港する日本郵船所有のACX PLUMERIAに積み込まれ、11日に出港します。
ラオスの港湾施設は大型貨物船を受け入れられないとかで、タイのラムチャバンで1度荷揚げされ、それからは陸送か更に小さい船に積み込んでラオスに送られます。
バン詰めは基本は3人で、フォーク1人、手元(積み込みを行う人)2人のギャング※さんによって行われることや、黄色ヘルメットで素知らぬ顔でウロウロしている人によって、件数チェックが行われていることなど色々なことを教えていただきました。
ギャングによって積み込まれた救援衣料が人助けをするなんてちょっと笑ってしまいました。
※ギャング(gang)とは海事用語の世界では、「船内荷役作業員のグループ」、「港湾労働者の一団」を意味し、悪者というような意味はまったく持っていないそうです。

これから作業着はラオスへの長い船旅に出ます。到着するのは10月だそうです。
今回は、お世話になった事務局長の豊田様が現地に行かれ、キユーピーグループの作業着も含め、救援衣料を直接配布されるそうです。
現地の写真が届くのがとても楽しみです。
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