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農業体験"田能の里芋作り"

2013年05月10日

みなさんこんにちは伊丹工場の三木です。

4月27日に、2月に行った自然観察会でお世話になった自然と文化の森協会の佐藤さんの呼びかけで、伊丹工場有志が里芋の里親になって、農作業体験をするイベントに参加してきました。

"田能の里芋とは"
田能の里芋は江戸時代からあったと伝わり、田能地域周辺では里芋は「のっぺい汁」として主に年中行事や冠婚葬祭でふるまわれていました。粘りがあり、かゆくならないのが特徴です。尼崎の自然や文化を次世代に残そうと活動する自然と文化の森協会が中心となり、12年前に里芋栽培を復活させました。それ以来、この里芋の里親を募集しながら里芋作りを継続しています。

伊丹工場から4名がこの農作業体験に参加してきました。

里芋畑 担当する畝決定

8時、尼崎市田能の農地に集合。ここは伊丹工場から徒歩で約30分のところです。
私たちが着くとさっそく受け持つ畝の抽選会があり、「12」列目の畝の担当となりました。農作業体験講座では心得や注意事項などの説明を受け、私たちが植える20個の里芋、肥料となる牛フンと石灰、鍬などを受け取り農作業開始。

鍬入れ 里芋

私たち以外の畝の参加者は経験者が多く、ぎこちない私たちの鍬入れにいろいろとアドバイスをしてくれました。
心得の中に「井戸端会議は駄目、静かに作業を行いましょう」とありましたが、土に触れ童心に帰った私たちは笑い声で賑やかに。それでも皆さんと和気あいあい、気さくにかつ的確にご指導してくださいました。
ふかふかの土に足を取られながら鍬入れ。
里芋を置いて、里芋と里芋の間に空き容器に牛フン1杯半と石灰半杯をこんもりと盛り、その上に土をかけます。4名で作業を行ったため、あっという間に終了しました。

里芋を植える 私たちの畝

こうした地域の自然や文化を次世代に残そうという取り組みに、キユーピーとして参加できることはとても意味深いことだと思います。
11月の収穫祭までいろいろな作業が待っていますが、子どもを見守る親のような気持ちで、20個の里芋が順調に育つことを願っています。

記念撮影!

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