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ゆらぎ~ゆるぎない思い~

2013年01月17日

みなさんこんにちは、キユーピー伊丹工場の狩野友美(かのゆみ)です。

今日は1月17日。
兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が発生し、18回目の1月17日を迎えました。

兵庫県伊丹市昆陽池公園では、震災の翌年から毎年行われている「兵庫県南部地震犠牲者追悼のつどい」が行われました。
地震発生の12時間前である1月16日17時46分から、地震が発生した1月17日5時46分までの間、失った命の数6,434本のロウソクが灯されました。

追悼

震災によって被害にあわれた方をはじめ、震災当日のTVで非日常のような映像をご覧になっていた方、18年間毎年参加をしている方、その頃生まれていなかった小学生や中学生、この集いの意味をまだ理解できない小さな子どもたち...いろいろな方が参加し、それぞれの思いが12時間絶え間なく灯されました。

「この集いがあるからこそ、なかなか向き合えなかった震災と向き合うことができ、つながることができた」と涙を流しながら語る女性に出会いました。黙祷の時には、すすり泣く声も聞こえ、皆がそれぞれの思いを持ってこの場に来ているのを心から感じました。

灯す つなぐ

今年のテーマは『ゆらぎ~Yuragi ゆるぎない思い~』です。18年前大地が揺れ、不安な心と共に生活も大きくゆらぎました。でもたくさんの人に支えてもらいながら私たちは今こうやって生きています。この集まりには毎年たくさんの方がボランティアとして協力をし、参加をして下さっています。この日を迎えられるのは、震災を思う一人ひとりのゆるぎない思いがあるからだと感じます。

ゆらぎ

震災を体験した私たちは、震災のことを忘れない思いを持っているはずです。
その思いを、周りの人に伝え、つないでいくことが大切だと思います。

主催:ボランティア団体「ユー・アイ・アソシエーション」

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