2010年06月02日
みなさんこんにちは、伊丹工場の狩野友美(かのゆみ)です。
【5月26日(水)曇】
尼崎の市民農園で12月に植えた玉ねぎ、ついに収穫の日がやってきました。
今年の春先は、雨や低温が続き、全般的に野菜の成長が悪く、玉ねぎの出来具合も良くないと聞いていたのですが、畑に行ってみるとわずか5ヶ月の間に、たった5mm位だった苗は、10cm位の玉ねぎに成長し、土の上に誇らしげに顔を出していました。
特に淡路産の苗の玉ねぎは見事な成長ぶりで、市民農園の中でも一目置かれる存在です。根もしっかりと張っており、抜くのにもかなりの力がいる程、野菜の生命力の強さを感じました。



【おまけ】
今回の玉ねぎ植えでは、「玉ねぎは、苗や土地によってどのような違いがでてくるのか」という疑問から、淡路産と尼崎産の2種類の苗を植えていました。
淡路島から送ってもらった玉ねぎを加えた3種類の食べ比べを「まいどいんあまがさき」さんとしました。
1つ目は、苗も畑も淡路島育ち(純粋な淡路産)
2つ目は、苗は淡路島産、畑は尼崎(ハーフ)
3つ目は、苗も畑も尼崎育ち(純粋な尼崎産)
見た目は淡路島から送ってもらった玉ねぎがダントツ大きく、市民農園で一目置かれていたハーフと比べても大きく立派です。
食感は、淡路産は粘りがあり味が濃く、甘みが強くなめらか、ハーフはシャキシャキしていて、甘みはあるものの味がうすい。尼崎産はギシギシと少し固めで大味。
純粋な淡路産はやはり見た目も味も輝いていました。
「デザート(リンゴ)を食べているみたい~」の声にみんな納得のうなずき。
結論は「淡路産の玉ねぎが美味しいのは、土地・気候のバランスが良いから」ということです。
玉ねぎを抜いた後の農園ですが、茄子やきゅうりを植えて次の収穫に備えています。
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