2009年07月08日
こんにちは。なかしま です。
企業はどう見ても社会の一部を構成しているのに、企業内社会という村を構成して、社会とつながっていないように形容されることが多いように思います。どうして今になってそのような形容が出てきたのか、と考えてみました。
成長社会からだんだんと成熟社会になってきたと同時に、価値観が多様化していることが大きく影響しているような気がします。多様化したために、「社会のニーズを捉えて~」と考えようとしても、マスという意味での画一的なニーズはもう存在しなくなっているために、ニーズを捉えることに苦労している、という状況と感じます。
画一的な社会がなくなっているために、「多数の接点を持つ」ことにより、多様なニーズを知ることは社会貢献的な観点からだけでなく、ビジネス的にも大切なのではないか、と思っています。
マッチングギフトの制度を始めた大きな理由の一つは、従業員が「多数の接点を持つ」ことを促進する狙いがあります。この制度が定着して、従業員の視点が広がり、接点が広がることを期待しています。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: