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プレゼン大会でバイオミミクリーについて考える

2009年03月05日

こんにちは キユーピーの佐々木です。

今日はプレゼン大会がありました。「大会」などと書くと大げさな感じですが、この会は月に一度、部署内の各自が持ち回りで自分の関心事についてプレゼンする機会として開催されています。

テーマは基本的に自由ですが、多くは社会活動や環境活動に関する発表があり、全員でディスカッションを行います。今日の発表テーマは、従業員のみなさんを対象にした新しい寄附プログラムのアイデアについてと、生物多様性についての2つでした。

個人的に印象に残ったのが、生物多様性についてのプレゼンにでてきた「バイオミミクリー(Biomimicry)」の話です。日本ではまだまだ注目度が低く、恥ずかしながら私はこの言葉を知らなかったのですが、自然や生物のメカニズムを研究して真似ることで、問題の解決や新しいデザインを生み出すことなのだそうです。

身近なものではマジックテープなどもそうやって自然からヒントを得て発明されていて、人間はまだまだ自然に学ぶことがあるという話でした。ただ一方で、ようやくそういった自然のメカニズムを真似て再現することができるようになってきたとも言えるのではないか・・・そんな気もしました。


この「プレゼン大会」は、3ヶ月に一度ぐらいのペースで発表の機会が回ってきます。発表前は少々大変ですが、社会・環境報告書を制作するプロジェクトの進め方についてアドバイスをもらい、軌道修正につながったこともあります。そうしたヒントを得るための貴重な機会として、これからも続けていきたいと考えています。

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