2008年11月25日
こんにちは キユーピーの佐々木です。
キユーピーは11月が決算月なので、今月は社内がかなりあわただしいのですが、そんな中、2008年度の環境会計をまとめるためのヒアリングが行われています。
そのヒアリングのために毎日のようにどこかの事業所に出張している土田さんが、今日は事務所にいましたので、実際にどういったことをヒアリングしているのか聞いてみました。
「環境会計は企業の環境保全のための投資、費用そして効果をまとめたものです。そうした金額や効果の確認はもちろんですが、特に取り組み内容をなるべく具体的に聞き出すことを心がけています。」
日々のこまめな活動による改善などの事例も、できるだけ漏れなく各事業所の担当者から引き出すかということにヒアリングの重点をおいていて、大半はそういった聞き取りに費やしているのだそうです。
なぜかというと、環境保全活動を進めていくには、ある投資に対してどれだけ効果があったかという評価だけでなく、小さな取り組みも含めて、これからの活動の指標を検討していくために重要だと考えているためです。
毎年各事業所を回るヒアリングには、担当者とのやりとりの中でそうした網羅性をより高めていくという意味合いもあり、そうすることで環境への影響をより正確に把握すると同時に、活動を発展させていくことをめざしているのです。
社会・環境報告書の環境会計のページにある3つの表には、そうやって集められた企業内の取り組みの積み重ねが集約されています。そんなことを想像しながら見ていただくと良いかもしれません。
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