トップページ > 社会・環境報告書の話 > ボトルチップで環境コミュニケーション!

ボトルチップで環境コミュニケーション!

2008年02月13日

みなさんこんにちは、フクムラ*クニオ(キユーピー 社会・環境推進室)です。

先週の金曜日に社会・環境報告書の取材で仙川工場(東京都調布市)に行ってきました。

というのも、仙川工場では昨年の8月からオープンキッチン(工場見学)にご来場頂いた皆様にお配りする袋を変え、お客様との環境コミュニケーションを行っているとの情報をキャッチしたからです。

写真:キューピー仙川工場、松原さん仙川工場環境担当の松原さんと新しい袋!

この袋はマヨネーズの製造時に発生するボトルチップ(約2個)をリサイクルして作られています!!(重量ベースで約50%配合されています)
図:ボトルチップの説明

これまでも、ボトルチップは分別され資源としてリサイクル業者の方に引き取って頂いていました。ただ、分別した後、リサイクルの環にどのようにつながっているのか直接「袋」に触れてもらうことで、多くの皆さんに環境や分別の大切さについて知って頂きたい、という思いでこの袋を作られたそうです。

そのため、見学通路では、袋がどのように作られているかの展示説明や、袋の裏面にはボトルチップが含まれていることを説明するイラストが入っています。
写真:キューピー仙川工場、見学者通路写真:袋の裏面

「袋もお家に帰った後、繰り返し使って頂けるようなデザインを考えました。」と語る、松原さんが座っているベンチも、ボトルチップをはじめ仙川工場で分別した「資源」だけで作られたものです!
写真:ベンチに座る松原さん

「この色も着色したわけではなく、赤いプラスチックが多かったので、自然と赤みのかかった色になりました。」と、まさに仙川工場の一点もの。

こちらのベンチもオープンキッチンにご来場頂いた皆さまに座っていただき、環境について考えていただくキッカケになっているとの事でした。

袋やベンチといった何気ないものを通じての仙川工場での環境コミュニケーションの取り組み。今年の社会・環境報告書に是非掲載したいと思いました!

« 前の記事へ    後の記事へ »

ご意見はこちらへ

この記事へのご意見は、ご意見欄に入力の上、「送信する」ボタンをクリックしてください。
なお、個別の回答は行っておりませんので、ご了承ください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

ページトップへ