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私たちにできること

2016年03月11日

こんにちは、社会・環境チームの大串です。

本日3月11日で、東日本大震災発生から5年が経過しました。
復興に向けてたくさんの方が尽力されている一方で、
まだ復興の途中であることを4ヵ月前の南三陸訪問で実感致しました。

私たちに何かできることはないだろうか?
ということで、今年も仙川キユーポートで食事を提供している
富士栄食(株)様、そして新たに渋谷オフィスで食事を提供している
エームサービス(株)様のお力を借りて、
東北復興支援メニューをご用意させて頂きました。
今年は昨年よりも一歩進んで、「東北復興支援メニューを選ぶことで、
食事代の一部(20円)を復興支援活動に寄付できる」というシステムを
導入しました!
寄付先には、グループのマッチングギフト制度QPeace(キユーピース)で
つながりのある公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会様の
移動図書館プロジェクトを選びました。

【縮小】IMG_3769.jpg
支援の気持ちをのせたランチ


<仙川キユーポート>
昨年は1週間のご提供でしたが、
今年は3月1日~11日の9日間(土日を除く)実施しました。
この間、全部で13メニューを日替わりで提供し、被災地のみならず、
東北6県の魅力的な郷土料理をご紹介することができました。
最終的には、1,576食をご利用頂きました。

メニュー一覧.gif
メニュー一覧


【縮小】はらこ飯.jpg 【縮小】IMG_3759.jpg

社内でのメニュー表示(一例) 芋煮風カレーうどんに並ぶみなさん

  
【縮小】IMG_3762.jpg【縮小】IMG_3761.jpg

東北復興支援メニューは大人気!


今年の取組みへの想いにつきまして、
メニューを企画・検討して下さった富士栄食(株)の南條さんに
お話しを伺いました。

昨年は「3.11を忘れない」ということに重点を置いた取組みで、
食堂で東北の郷土料理を提供してご紹介するという形でしたが、
今年は更に踏み込み売上の一部ではありますが、
「復興を支援している」ところが昨年との大きな違いです。
例えば、東北の郷土料理を食堂のメニューとして紹介するだけではなく、
ネットなども駆使して現地のものをできる限り購入するということを
大切にしました(例:岩手の地鶏や宮城の油麩など)。(南條)

【縮小】IMG_3756.jpg
林さん(店長)、加藤さん、南條さん


<渋谷オフィス>
初日の9日は福島の会津カレー焼きそば、
10日は岩手の大船渡さんまラーメン、
最終日の11日は宮城のはらこ飯の提供となりました。
今回が初の試みということで、
3日間という短い期間ではありましたが、
264食ものご利用がありました。
渋谷でも大変多くの方が参加して下さいましたので、
来年は更に期間とメニュー数を拡大して参ります!


今年も14時46分、館内全員で黙とうを捧げました。
それまでワイワイガヤガヤとしていた館内がしんと静かになり、
たった1分間ですがこの5年間を振り返るひと時となりました。
被害の甚大さ、被災された方の心の傷の大きさに比べると、
私たちにできることは小さなことかもしれません。
それでも、これからも東北の皆さまの復興を支援し続けて参ります!
(大串)

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